119.最悪な二択 ページ19
オッパとチソンとチョンロさんの言い合いが収まるのを待っていると(気づいたら言い合いにチョンロさんも加わっていた)、ジェノさんが三人から避難するように私の隣に腰を下ろした。
チソンとチョンロくんは年下って感じで少しずつ慣れてきたけど、ジェノさんとは私はまだ少し気まずい。私の気まずさがジェノさんに伝わってないと良いなと思うけど、私から少し距離をとって座るジェノさんも人見知りなのかもしれないなと少し思った。
「リアさんは元気？」
「はい。今日から少しずつ筋トレ始めるって言ってたので順調に良くなってると思います」
「そうなんだ。良かったね」
「はい。いつもオッパもジェノさん達も気遣ってくださってありがとうございます」
「ええ？気遣ってるなんてそんなことないよ？むしろ、ヘチャンはAさんに絡む口実が出来て嬉しいんじゃない。他のメンバーもね」
「そんなことは無いと思いますけど……あ、すみません。電話が」
ジェノさんと話していたとこで電話に着信が入った。連絡はマネージャーからだった。
「いいよ。気にせずに出て」
ジェノさんが私に電話に出るように促す。私はジェノさんに頭を下げると通話のボタンを押した。
『Aか？！今どこにいる！？』
「え、、練習室ですけど、、」
この前と似たような質問に私は嫌な動機がする。私が怪訝そうな顔をしているからか、オッパやチソン達も不安そうに私の方を覗き込んでいた。
『良かった！お前達の宿舎が火事になったって管理人から連絡があって慌てて連絡したんだ！』
「は！？火事ですか！？え、、私今日帰れるんですよね、、？」
『それが一つ下の階でガス爆発が起こったみたいだ。だから、帰れるなんてどころじゃないらしい、、現場にも入れない状況だから管理人から事実確認で俺の元にAがどこにいるか連絡があったんだ』
「えええ、、私じゃあ今夜どうすればいいんですか？ホテルとかとってくれますよね？」
『それが今年四年に一度の大きなイベントがソウルで開かれたせいで1〜2週間前後ホテルの予約が全然取れないんだよ。変なホテルにお前を泊まらせるのも防犯上危なそうだし、、、』
「ええ、、会社に泊まらなきゃいけないとか無いですよね」
『うーん。俺んち泊まるか？』
「は！？マネオッパの家に泊まるとか絶対無理です！」
『いや、俺も最近彼女できたし無理だよ、、バレたら誤解される、、』
いやいや！今そんな情報Too Much Information過ぎるから！！！
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アットゥゴな鯛焼き(プロフ) - 卯年さん» コメントありがとうございます！ファンなんて恐れ多いです！これからもヘチャンと主人公のシスコンブラコンぶりを書いていこうと思うので時間がある時に見にきてくださると嬉しいです(^^) (8月16日 1時) (
レス) id: cde0f29250 (このIDを非表示/違反報告)
卯年(プロフ) - こんにちは、いつも楽しく読ませていただいています。大ファンです！ ヘチャンと主人公とのラブラブぶり？に微笑ましくなりつつ、キュンキュンしつつ、主人公の成長を見守ってます。これからも応援しています。 (7月27日 17時) (レス) id: a62967e81b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷもんぱん | 作成日時：2023年6月19日 1時
