101.優しいナ・ジェミン ページ1
「A、黙っててごめんね！でも、私もAの1位をお祝いしたかったから今日来てくれてよかった！」
乾杯が終わるとリアが私の器にサラダをよそいながら申し訳なさそうに話してくれる。
「ううん。私、リアに祝われるのが誰よりも一番嬉しい。ありがとう」
リアの言葉に少しうるっとしながら話すとオッパが後ろから話しかけてきた。
「あー！リアさん俺にも頂戴！それから、Aがいつも道に迷ったり、人見知りしてたり、道に迷ったり、本当にお世話になってると思うけど、これからもお願いね！」
「私そんなに道に迷ってないけど」
「この前、事務所の中で迷ってたじゃん」
「え、ASMの事務所でも迷ったの」
「あー、ってことは前の事務所でもか」
「お互いに大変ですね」
「ね」
「あの、私を挟んで意気投合しないでもらえますか」
.
.
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暫くリアとオッパと話をして、たまに前に座ってるチョンロさんとドヨンさんが会話に加わったりした。チョンロさんもドヨンさんも気遣ってくれてるのか話しやすい。
だけど、時間が進んでいくとオッパが他の人に呼ばれて席を離れていってしまった。リアはと言うとお手洗いから戻る途中でジェノさんと意気投合したのか離れた席で話している。行き場がなくオロオロしていると後ろから肩を叩かれた。
「Aさん、初めまして！」
「あ、初めまして」
振り返ると漫画から出てきたみたいなビジュアルの人達が二人立っていた。
「俺はテヨン。nct127のリーダーだよ。よろしくね」
「俺はユウタね。ヘチャニの妹だから、ユウタオッパって呼んでくれていいよ♡」
「ユウタ自分がオッパって呼ばれてみたいだけでしょㅋㅋ」
「あ、えっと善処します」
「善処しますだってㅋㅋユウタ振られたね」
「Aさん、酷いじゃん〜」
「あ、違います！お二人ともかっこいいので私なんかが滅相もないので！」
あらぬ方向に話が行きそうなので慌ててフォローしようとする。自分のコミュニケーション能力のなさに、どんどん顔に熱が集まるのが分かる。
「A、頼んでた飲み物きたよ」
不意に呼ばれて振り返るとナ・ジェミンがテーブルの上をトントンと叩いた。
「え、」
「早く飲まないと氷溶けるよ？」
言葉が出てこず呆気にとられると、頭をぽんぽんとユウタさんに撫でられた。
「ジェミナが呼んでるから行っておいで。今度会った時はオッパって呼んでね？」
ユウタさんは優しく言うとテヨンさんを連れて離れて行った。
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アットゥゴな鯛焼き(プロフ) - 卯年さん» コメントありがとうございます！ファンなんて恐れ多いです！これからもヘチャンと主人公のシスコンブラコンぶりを書いていこうと思うので時間がある時に見にきてくださると嬉しいです(^^) (8月16日 1時) (
レス) id: cde0f29250 (このIDを非表示/違反報告)
卯年(プロフ) - こんにちは、いつも楽しく読ませていただいています。大ファンです！ ヘチャンと主人公とのラブラブぶり？に微笑ましくなりつつ、キュンキュンしつつ、主人公の成長を見守ってます。これからも応援しています。 (7月27日 17時) (レス) id: a62967e81b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷもんぱん | 作成日時：2023年6月19日 1時
