検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:29,970 hit

13 ページ13

.


「I know you can't believe it but I'm serious!」


警察……警察だけはどうか…………!!!

気まずくて伏せていた顔をこわごわ上げるといつの間にかあの立派なソファに腰掛けていた彼

謝罪の体制で見上げる

こんな時にまで横顔綺麗だななんて思わせてくるこの美の暴力


『おーつまりぃ、そらからふってきたんですか』


………ん?降ってきた?空から?


「えっと……いや落ちた感覚はないんですけど、起きたらここにいたというか…」


『だから、そらからおちてきたんですよねぇ』


「あ…比喩的に表すならそういうことなんですかね…」


なんなんだろうこの会話

頭の中で反復するけど私の日本語が伝わっているわけがないし、彼も日本語だけど、文法も言葉もあってるけど、意味がわからない

なんなんだろうこの会話………


『あなたがてんしさまですか?』


「天使?」


そういって笑顔をこちらに向けた彼

見ないでほしい、目が眩む

どうやら彼は一見不法侵入者の私を空から降ってきた天使だと言っているようで

天使っていうか…強いて言うなら、絵描き?

空から絵描きが降ってきた的な……?

言ってることと見た目のギャップがすごい

よく分からないけどとりあえず警察突き出しルートは回避できたみたい


.

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
393人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , bts , テヒョン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆた | 作成日時:2022年10月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。