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ネ …有り得ないはずの事だ。だが、死んだ。
ロ この時代の魔術師を容易く倒す…
通常の人間じゃない。サーヴァントだ。
マ 歴史の異常を引き起こしているのでしょうか。
「皇帝」の誰かが、聖杯を手にして。
ロ 可能性は高い。
それがこの時代の特異点の原因になっているんだ。
ネ 正直なところ、連合帝国はあまりに強大だ。
各地で暴虐の戦いを引き起こし、民を苦しめている。
余の配下たる総督や諸郡の全員を派遣して、
軍団の殆どを投入した。
それでも連合の勢いは納まらぬ。
先刻など、連合の遠征軍が首都に迫る結果。
街中にさえ、あのように入り込む。
それを防ごうにも、余には僅かな手勢のみだ。
口惜しいが…思い知らされた。
最早、余ひとりの力では事態を打破することはできまい。
故に、だ。
貴公たちに命じる、いや、頼もう！
余の客将となるがよい！
ならば聖杯とやらを入手するその目的、余とローマは後援しよう！
ロ 願ってもない申し出だ。
ありがたい。おそらく僕らの目的は共通ではある。
マ そうですね。
先輩方はどう思いますか？
ふたりは自然と顔を合わせ
Aがうなずく。
立 協力しよう。
ネ おお、そうかそうか！
快諾とはな！
貴公たちのうち一名に総督の位を与えるぞ。
それと、先刻の働きへの報奨もな。
今夜はゆっくりと休むが良い。
それぞれに、総督にふさわしい私室を用意させよう。
と、そうだ。
姿の見えぬ魔術師にも必要かな？
ロ 僕の事はお構いなく。
寝床についてはそこの三人だけで充分だ。
時に皇帝陛下。
レフ・ライノールという名に聞き覚えはあるかな？
ネ …れふ？
いや、とんと聞かぬ。
何者だ？
貴 私たちの時代の魔術師です。
カルデアと、人類のすべてを、彼は裏切ったんです。
マ この時代にもいる可能性もあります。
もっとも、姿を見せて活動しているかはわかりません。
ネ 異境から訪れた魔術師か。
…ふむ。
連合には強大な魔術を操る輩がいると聞いた。
兵たちの噂ではあるが、最前線で姿を見掛けたとか。
ロ …可能性はありそうだ。
皇帝陛下、ひとつお願いが。
ネ 何でも言ってみよ。
ロ 出来る限り、マシュと立夏くん、Aちゃんを
前線に配備していただきたい。
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高橋さくら(プロフ) - 面白いです！早く続きが読みたいです。頑張って下さい！ (2017年12月22日 19時) (
レス) id: 8c4722c369 (このIDを非表示/違反報告)
o｡Reona｡o(プロフ) - 木兎宮るとさん» すみません！忘れてました。言って下さりありがとうございました。以後気を付けます。 (2017年8月22日 1時) (レス) id: 2015ca360b (このIDを非表示/違反報告)
木兎宮ると(プロフ) - オリジナルフラグを外してください (2017年8月21日 22時) (レス) id: 68f0c4b0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：o｡Reona｡o | 作成日時：2017年8月21日 0時
