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黒ジャ …？
貴女は私でしょう。
何を言っているのです？
ジャ …今、何を言ったところであなたに届くはずがない。
この戦いが終わってから、
存分に言いたいことを言わせてもらいます。
黒ジャ ほざくな…！
この竜を見よ！この竜の群れを見るがいい！
ファ −−−−！
ファヴニールの鳴き声に地面が揺れる。
貴 っ！
立 っと！大丈夫か？
貴 はい！ありがとうございます！
黒ジャ 今や我らが故国は竜の巣となった！
ありとあらゆるモノを喰らい、
このフランスを不毛の土地とするだろう！
それでこの世界は完結する。
それでこの世界は破綻する。
そして竜同士が際限なく争い始める。
無限の戦争、無限の捕食。
それこそが、真の百年戦争＿
邪竜百年戦争だ！
貴 その有様はまるで貴女の心みたいね。
ジャンヌ・ダルク。
黒ジャ な！
貴 確かに貴女は人々に裏切られ、絶望という絶望を見た。
けれどそれは人間の理であり、貴女の宿命だった。
受け入れなかったあなたはあまりに哀れだ。
だから私は貴女ではなくこっちのジャンヌ・ダルクを信じたんだ。
きっと貴女の心はこの荒れ果てたフランスのように
黒く朽ちてしまったのね。
だから私は貴女を救国の聖女と呼ばれたジャンヌと救済する！
エ ああ。それでいいんだ。
諸 ようやく見つけたのか。
立 A…。
その言葉を言い終えた瞬間ファヴニールに何発もの銃弾が浴びせられた。
黒ジャ 何…！？
その方向を見てみると…
ジャ …ジル…！
ジャンヌを最後まで信じぬこうとしたジル・ド・レェが
多くのフランス兵を率いていた。
ジル 撃て！
ここがフランスを守れるかどうかの瀬戸際だ！
全砲弾を撃って撃ちまくれ！
恐れるな！嘆くな！退くな！
人間であるならば、ここでその命を捨てろ！
もう一度言う！恐れることは決してない！
なぜなら我らには＿
聖女がついている。
その言葉にフランス軍の兵士は活気を取り戻す。
ジャ …ジル…！
黒ジャ …ふん。
強固な信念ね、反吐が出そう。
ファヴニール！
この聖女を、あの軍を、この祖国を！
ことごとく燃やし尽くしなさい！
祝！100話目！！
オルレアンも終盤へと来ました！
ここまで来るのは長かった…！
これからも頑張ります！
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高橋さくら(プロフ) - 面白いです！早く続きが読みたいです。頑張って下さい！ (2017年12月22日 19時) (
レス) id: 8c4722c369 (このIDを非表示/違反報告)
o｡Reona｡o(プロフ) - 木兎宮るとさん» すみません！忘れてました。言って下さりありがとうございました。以後気を付けます。 (2017年8月22日 1時) (レス) id: 2015ca360b (このIDを非表示/違反報告)
木兎宮ると(プロフ) - オリジナルフラグを外してください (2017年8月21日 22時) (レス) id: 68f0c4b0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：o｡Reona｡o | 作成日時：2017年8月21日 0時
