人の心が読める少女は…………………？ (ページ10)

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とある世界の片隅でページ10

昔、あるところにとても幸せな家族が住んでいました。

『とても貧しくて食べ物さえろくに食べれないようなお家でした。

でも、幸せで、笑顔で溢れた家族でした。

四人家族で、全員がアルビノというすごく稀な家族でした。

だからでしょうか。

その家族はいつもみんなの目にかこまれ、
ささやき声にかこまれていました。

その中でも特に子供達は特別でした。

そう、オッドアイだったのです。

アースアイと赤色の澄んだ瞳の………。

そうすると当然、悪い人たちも目をつけ始めます。

家族の幸せは

儚く散りました。

お母さんが撃たれてしまいました。

お父さんは、せめて子供達だけでも守ろうと

魔法をかけ世界の真ん中…、

そう、地球に送りました。

「あとからパパも行くから待ってろよ！な？」

そう言い残して。

泣きながら紅い紅い海に沈んで行きました。

お父さんとの最後の思い出は
記憶一時消去の魔法と
能力制御リングを作ってもらった事だけです。

子供達は地球の日本というところに付きました

バラバラになってしまった二人は

偶然、東京にあつまりました。

記憶が開放されるとどうなるでしょうか？

探偵チームKＺの書記をやっている妹。

―――――――――――――――な兄。

果たして会えるでしょうか？

Happyendを迎えるの？
badend を迎えるの？