その4 ページ4
「へぇ、Aさんって動画とかも好きなんですね」
「えぇ、家に居る時は見てますね」
部屋に案内してもらった後、色々と雑談が進む。
今話している人は白濱さんと言うらしい。…シラハンって呼んでください、と言われた。
どこか聴きおぼえ、見覚えがある名前だけどすぐに思い出せなかった。
他の人達は晩御飯の時に紹介します、と言われた。
この家では楽な格好で、という事で私服で居ることにした。
その他色々な約束事、ルールを今晩決めるそうだ。
部屋は綺麗にしてもらっていて、男性4人が住んでいると思えないくらいだ。
ベッドには真っ白なシーツ、カーテンも薄ピンクで可愛らしい。
「本当に男性だけですか？…凄い綺麗で可愛いお部屋ですけど…」
クローゼットもあるしエアコンもあるし、と新居の様だ。
「ずっと物置だったから、必要な家具があったりしたらいつでも言ってください」
と、シラハンさんがいう。
……だっだっだっだ…と、階段を上がってくる音がする。
バァン、と勢い良くドアを開ける。そこにはさっきとちがう金髪の男性。
「シラハン！！家政婦さん！！」
私は軽く会釈、相手も私が居て驚いたのか会釈。
「りょー、静かに。…りょーくんです」
じと、とした目で、りょーくんと呼ばれた人を見るシラハンさん。
「福重亮！！りょーちゃんって呼んで！」
近付くなり、いい笑顔で手を差し出す。ゆっくり手を出すと、握手。
「よ、宜しくお願いします」
挨拶をすると用がすんだのか部屋から出て行ってしまった。
「じゃ、俺ら今からでかけるので、掃除お願いしといていいですか？」
と、シラハンさん。
「ああ、シラハンで良いよ。その方が、楽でしょ？」
こく、と頷くと、「じゃ、行ってきます」と部屋を出て行ってしまった。
後ろをついていくようにして階段を降りて、玄関で4人を見送る。
「い、いってらっしゃい…」
と、ぎこちない笑顔でお見送り、四人はそれぞれ、いってきます、と言ってくれた。
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ゆいたん(プロフ) - 続きずっと楽しみにしてます！ (2018年3月12日 16時) (
レス) id: d7e5cbd139 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - とても、面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2018年2月10日 19時) (レス) id: 1fbdf480cc (このIDを非表示/違反報告)
いくた(プロフ) - ねりぃさん» はじめまして；； ありがとうございます；； (2018年1月21日 16時) (レス) id: 603f3a6a2e (このIDを非表示/違反報告)
いくた(プロフ) - ゆいたんさん» 返信遅くなってもうしわけないです；；続きます；； (2018年1月21日 16時) (レス) id: 603f3a6a2e (このIDを非表示/違反報告)
ねりぃ - はじめまして、続きが気になる展開でとっても面白かったです！！更新されるのを楽しみにしています！ (2018年1月21日 16時) (レス) id: f59a7c25f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくた | 作成日時：2017年7月23日 21時
