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久々の連休を満喫して、休み明けに出勤すると
あのバカ正直な同僚の子がダイナマイトのキーホルダーを
持っていたので思わず話しかけてしまった。
「ガチャガチャしたら当たったんですよ〜。
良かったら、いります？」
『いいんですか！？』
「はい！俺は烈怒頼雄斗推しなんで…」
どうぞ、と渡されたダイナマイトのキーホルダーを持って
私は真っ先にある病室へと向かった。
『見て！！』
「ダイナマイトじゃんっ！！しかもそれレアだよレア！」
『そうなの！？』
ベッドの周りがいつの間にかダイナマイトのグッズだらけに
なっていて、この子もすっかりダイナマイトのファンになった。
「いいな〜、俺もそれ欲しい」
『ふふ、あげるよ』
「え！？マジ！？ありがとう！！」
こんなに羨ましそうにされたらあげるに決まってるし、
そもそも最初からこうするつもりだったから。
「でもオレ夢叶ったんだ〜」
『え？なに？』
「ほら、見て」
そう言って目の前に差し出されたダイナマイトの
キラキラしたヒーローカード。
「いいでしょー！」
『なんで、』
この前まではなかったはずのサインが、
確かにカードに書かれている。
この筆圧の濃い文字は間違いなくかっちゃんの字だ。
嘘でしょ…？
なに、どういうこと…
「ダイナマイトが来たんだよ、ここに」
『へ…？』
「もうすぐ会えるね、Aちゃんも！」
それからは、何も考える事ができなくて、
心臓がずっとドキドキと鳴っている。
会いに来たって、？
ここに？
かっちゃんが、来たってこと…？
いや、そんなこと、あるわけない。
そうやって言い聞かせて自分を落ち着かせながら、
1日を過ごしたけど相変わらず頭はぼーっとしたままで
退勤5分前に突然鳴ったナースコールにビクリと肩が揺れた。
『あれ？この部屋誰もいないはずなのに…』
「えー！！こわっ！！」
まさかの誰も入院していない病室から鳴っている。
『私、ちょっと見てきます』
どうせもう退勤する時間だし、まだ夕方だから外は明るい。
それに新設された病院だからさすがにオバケは出ないはず…
誰もいない病室の扉を開けると、まさかの奥のベッドだけ
カーテンで囲まれていて喉からヒュッと変な音がした。
『誰かいるの…？怒らないから出ておいで〜…』
頼むから子どもたちのイタズラであってくれ…！
そう願いを込めながら、カーテンを勢いよく開けた。
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良質な睡眠(プロフ) - キャラクター掴むのがうますぎる、、、読みやすくて満足感のある小説最高でした！素敵作品をありがとうございます、、、 (2022年11月25日 1時) (
レス) id: eef02732cf (このIDを非表示/違反報告)
ユソン(プロフ) - 佐野 愛さん» ありがとうごさいます（涙）なんとか完結する事ができました！ (2022年11月23日 13時) (レス) id: 0c6dadaa46 (このIDを非表示/違反報告)
佐野 愛(プロフ) - お疲れ様でした！！ハピエンで終わってよかったぁ(；ω；) (2022年11月23日 11時) (レス) @page8 id: c62a8ec195 (このIDを非表示/違反報告)
ユソン(プロフ) - 中田さん» ありがとうございます♡最後まで頑張ります(*´꒳`*) (2022年11月23日 1時) (レス) id: 0c6dadaa46 (このIDを非表示/違反報告)
中田 - 次が楽しみです。 (2022年11月22日 23時) (レス) @page4 id: 540fa09dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユソン | 作成日時：2022年11月22日 1時
