不憫な僕のお仕事 (ページ15)

今日:30 hit、昨日:44 hit、合計:19,183 hit

キミの頑張る姿ページ15

長瀬「…そうそう。でもここでコイツを移行しないと」

『あ…そっか』

こうなって…とかぶつぶつ言いながら
問題を解き進める彼女

…頑張る子は非常に可愛い

長瀬「お！正解です」

僕の言葉にやったー！と伸びをする彼女
…頑張る子は本当に可愛い

『長瀬先生のおかげ！』

長瀬「本当？それは嬉しい」

僕今絶対すごい笑顔だ

ふと時計に目をやるとHRまであと40分はある

長瀬「Aちゃん飲み込み早いね！
まだちょっとしか時間経ってない」

本当だと同じく時計を見てびっくりする彼女

『小テスト始まる直前にもう1回解いておこっと』

そう言って教科書を見る彼女を見てると

『そう言えば長瀬くんっていつも何時に寝てるの？』

と質問を投げかけられた

長瀬「寝る時間？…特に気にしてなかったけど
最近はAちゃんが寝落ちしてから寝てる」

『…へ？』

長瀬「ん？」

何か変なこと言ったかな
Aちゃんが動かない

『あ…え…そうなんだ！
ごめん！いつも寝落ちして(笑)』

長瀬「おやすみって1回くらい聞きたいな(笑)」

なんて笑いながらどこか寂しそうな顔をする

不思議に思って、

長瀬「Aちゃん？」

彼女の名前を呼んだ