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勇征 side.
「んー、つかれたあ」
付き合った次の日すぐに物件を見に行って
次の週には引っ越すことを決めた俺たち
(というかほぼ俺が強引に進めたんだけど)
勇征「ん、カフェオレ」
「ありがとう」
二人で悩んで決めたお気に入りのソファに腰を下ろす
未だに信じられないや、Aが隣にいることも
俺の彼女でしかも同棲まで始めたことも
「んー……………眠たい」
ごろんって寝転がって俺の膝に頭を乗せる
最近わかったこと
意外と甘えんぼうなところがあるA
ナチュラルに甘えてくるから俺、マジで戸惑う。
今だって俺の指に指を絡めてきて手をにぎにぎしたりさ?
ほんと毎日どんどん好きになんの、怖いくらい。笑
「んー……………」
つってうりうりしてくるけどAほんとやめて
勇征「Aちゃーんやめてくださいたっちゃう。笑」
「変態」
勇征「ごめんて。笑」
睨んでるけどそんなん逆効果だし
むしろそそるっていうか……笑
勇征「A?」
「なあに?」
勇征「あの日俺のこと見つけてくれてありがとう」
俺を暗いモノクロの日々から救ってくれた
だからこれからいっぱい伝えていきたいんだ
Aは俺のすべてだから。
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作者名:m o n a . | 作成日時:2021年4月18日 18時