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A side.
「もう、バレたらどうすんの………」
大樹「ごめんって、てかもういいじゃん」
確認したいことがあってお兄ちゃんを探しにきたら
名前呼び捨てにするし……、ほんとちゃんとしてよね
「よくないもん」
大樹「ごめんってば〜Aちゃん許してよ」
ほっぺをうりうりしてくるお兄ちゃん
「………今日の夜ご飯なしにするよ」
大樹「え?Aが作ってくれんの?やった」
「……………はぁ、」
ほんとここの事務所の人って話聞かないよね。
勇征「Aっ!!!!!!」
「……………え、」
大樹「うわー、勇征怒ってるわ」
ズンズン歩いて私の目の前まで来た勇征
え、……………なに?怖いんだけど
勇征「大樹くん、A借りていいですかてか借ります」
大樹「はいはい、ごゆっくり〜」
「え、ちょ、……………」
なぜか繋がれたわたしと勇征の手
「勇征、手離して。見られたらやばいでしょ」
勇征「なんで俺はダメなの?
大樹くんとはあんな近かったのに」
「別に、近くないよ」
勇征「近かった。むかつく。俺のAなのに」
「勇征のじゃないでしょ」
勇征「……………俺のになる予定」
「……………はぁ、もういい、こっち来て」
勇征になら話しても大丈夫かなって、思うの
大樹と私が実の兄妹だってこと。
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作者名:m o n a . | 作成日時:2021年4月18日 18時