レモンと金糸雀 IV (ページ33)

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『チャイルドシート……』

「たくさん種類あるねぇ……」

宏太朗さんのお姉さんの子(甥と姪)が使ってたシートがあるみたいだけど、既に色々と貰っていたので買うことにした。

買うことにしたのは、いいんだけども……

「めちゃめちゃ種類あるね」

『どこがどう違うのか正直わかんない』

「あ、結構違うよ！？みてみて！」

リクライニングが4段階のものもあれば、8段階のものもある。

サンバイザーが取り外しできるものもあれば、取れないものもある。

『すごい。7歳まで使えるって』

「7歳か……あっという間だろうなぁ」

『まだ産まれてないのに笑なぁに言ってるんですかァ』

ざっと見ても10～15獣類くらいあって、全く同じじゃん！ってものもあるのに何故か値段が全然違ったりして、

も〜！！わからん！！

ディズニーだったり、ミッフィーだったり。

キャラものも多いんだねぇ。

そんな話をしながら、同じタイプのチャイルドシートで、金額にして3万円ほど差分があるのでどちらにするかリベートをすることにした。

『生命を守る大事な役目のこのシートが大特価って、どうよ。』

「それはまぁそうだけどさ笑着目点がやっぱり面白いんだよな……」

『これ。』

「即決じゃん。ちゃんと見よ？」

『プレミアムって言ってんだよ？プレミアムなんでしょ？』

「ハイハイちゃんと見ようね」

僕たちがどこを決め手にしているかというと、車に取り付けるのが楽かどうか。

シート自体がかなり軽かったり、クッションがたくさんついてたりん。

『……私はこれがいいな。』

「かなり軽いし、リクライニングもこれ分かりやすかったしね、これにしようか。」

やっぱりプレミアム。流石。

10種類以上あるチャイルドシートの中から厳選されたのはこちらでした。

「お口ふきとさ、おしりふきの違いは何？」

『保湿成分が入ってるかどうかじゃないの？』

「え、あほんとだ… 純水じゃないとダメとかあるのかな？あと99％ってなによ、１%どこいったの」

『100って言いきったらみんなそれ買うでしょ？独占しないようにとかじゃない？純水はほら清らかっぽいでしょ』

「ふーん… まぁ、とりあえず少量のもの買ってお試ししよ。」

『それがいい。』