day ページ8
「……でそこから僕は家の審査落ちて江口さんの家でお世話になって、Aちゃんが見つけてくれた今の家に今までいる訳です。」
「同棲始まったら始まったであいつは病気したり、西山は声優アワード受賞したり、もうすぐアーティストデビュー……大変だなお前ら。｣
「言うて梅ちゃんだって！あ、そういえばそのアーティスト活動でもねAちゃんがサポートしてくれるんだ。ていうか！！！梅ちゃんがポロっと話すっていうビッグイベント忘れてるよ！！！｣
『暴露されてることをビッグイベント認定してるのやめてもろて？』
仕事を終えて、家に着くと宏太朗さんの靴の隣にもう一足。
さては浮気か！？と思ったけど
男物だったしな〜とぽやぽや考えながらドアを開けると
「あ！おかえり！お疲れ様〜！」
「邪魔してます。」
『ただいま〜 はーいどうぞごゆっくり〜。』
「言われなくても。」
『でしょうね！』
ひょろっと男子がそこにいた。
『今日は2人だけ？』
「んや、この後ヨシキと安元さんが」
「あと江口さん。」
「あれ？来れるの？」
「うん。舞台終わったの間に合ったらしいよ」
「へーー…忙しいねぇあの人も。」
『夜あそび終わってからの合流か……2人何か食べる？』
「いいの！」
『2人きりで何してたかわかんないけど、なんも食べてないでしょ。』
「こいつがタピオカ飲みたいっていってそれだけしか」
『え、2人でタピオカ笑 めっちゃ可愛いじゃん』
「実は2回目」
『1回目もう既に開催してたぁ〜笑』
じゃあ夜も遅いからサラダにしようかな……
『サラダでもいい？』
「今日は何系なの？」
『ベジボウルにしようか。梅ちゃん食べれないのある？』
「梅ちゃんなんでも食べるよ」
『なんで宏太朗さんが答えるんだ笑』
まぁいいや適当に作ろう。
私が作っている間はまた会話に花が咲いていたみたい。
2人の声がBGMで料理とかちょっと贅沢よね。
さぁさぁ、そうこうしている間に。
あとはゆで卵さえ出来れば完成なので、茹でてる間に洗濯物を回しますか……
て、あれ！？
『もう回ってる……』
じゃあ、お風呂洗っておこう……って
『洗ってくれてる……！』
明日のゴミ出しの準備も、ベットメイクも
しまいには今朝干してた洋服たちもすっかり畳まれていた。
『……うちに魔法使い雇ってたっけ？』
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作者名：�� | 作成日時：2021年8月12日 10時
