第14話 ページ16
それからしばらくして。
原田「A、開けていいか?」
おそらく、人が集まったんだろう。
A「はい。」
原田さんは障子を開ける。
そして、そこで首をかしげた。
原田「お前の部屋寒くねぇか?」
A「えっ?」
原田さんは、気のせいか、とか色々言っていたが私はそれどころではなかった。
雪女は、熱に極度に弱いため、身体から冷気を放っている。
私も雪女なので、そういう身体のつくりになっている。
私にとっては適温だけど、人にとっては確かに寒いはずだ。
だって、外と一緒か、それ以上に寒いはずだら。
A「私、寒さに強いので、あまり気にしてなかったです。」
なんとか笑顔が引きつらないように答える。
原田「そういうもんか?まあいいけどよ。じゃあ、一緒に来てもらえるか?」
私はどきどきしながら原田さんの後を追った。
あんまり気にされなくて良かった。
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彗.(プロフ) - そうすけさん» あけましておめでとうございます!ありがとうございます!面白いと思ってもらえるようなものが書けるように頑張ります! (2017年1月8日 13時) (レス) id: b992a17143 (このIDを非表示/違反報告)
そうすけ - 何か面白い作品ですね!更新楽しみにしてます。それと、謹賀新年!今年も楽しい作品沢山更新してくださいね! (2017年1月7日 3時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗. | 作成日時:2016年11月23日 17時