未来屋《∞》3 (ページ6)

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その他にも色々と食材を買って。結構、沢山になってしまったのに

買い物した物を亮くんが全部持ってくれるから、逞しさに男の人を感じた。

車に積むと、優しい声で

『もう一軒、寄りたい所があるんやけど。良かった?』

私が頷くと、なぜかキスされてニコッとして

『じゃあ、行こう!!』

付いた先は、最近出来た人気のケーキ屋さんだった。

平日だけど少し並んで。お店に入ると、甘い良い匂い

『どれでも、好きなの買ってな♪』

『嬉しい♪ありがとう』

亮くんの優しさに嬉しくて、手をぎゅっと握ると

そのまま手を繋いでケーキを選んでいた。

二人で食べるのに、５個も買ってもらって。嬉しくてしょうがなかった。

亮くんのマンションに着くと、部屋に急いで上がって、

食材とケーキを冷蔵庫に入れた。お昼過ぎてるから、お腹空いてると思って

『ご飯作るね。』

エプロンして、料理をしようとしたら。後ろから抱きしめられて、

『A…ちょっとだけ、このままでおって…』

掠れた、私の大好きな声がして。私は動くのをやめた。

顔は見えなくても、亮くんの温もりと匂いに凄く落ち着く。

暫くして、ゆっくり離れると

『ありがとう。落ち着いた』

優しく微笑んでくれて

『Aがご飯作ってくれてる間。ごめん、シャワー浴びてきて良かった?出たら、すぐ手伝うから…』

『うん、良いよ♪手伝わなくても大丈夫だから…。ゆっくりしてきてね!』

おでこにキスされて、

『おん、ありがとう。行ってくる』

亮くんが部屋から出て、私は料理を作り始めた

鶏肉に下味付けて、野菜を切って煮て

鶏肉を揚げて、生姜焼を作った。

竜田揚げと、生姜焼き、明太マヨのポテトサラダ、豆腐と玉ねぎのお味噌汁を作った。

亮くんが丁度部屋に入ってきて、見つめると

濡れた髪で、タンクトップに短パンで、セクシーさが凄かった。

ドキドキするから、すぐに目を逸らして。料理をお皿に盛ろうとしてたら

亮くんに、止められて。腰を引き寄せられて

『A…』

亮くんを見ると、キリッと男前の表情でドキッとした。じっと見つめられて

『なんで目を逸らすん?俺、なんかした?』

答えに困ってると、優しくキスされて

『Aは可愛いな…。このまま、ベッド連れてってええ?』

低く甘い声で言われて、

『私もシャワー浴びたい…。』

小さな声で訴えると、

『俺が洗ってあげようか?』

とんでもない事を言ってきた。