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「上条ちゃんの道着姿って初めて見た」
「それは私も一緒」
用件を言うと慌てて持って来てくれたノートを受け取りながら、お互いに頭の先からつま先までまじまじと見つめ合い、照れ臭くて笑い合う。
「道着姿だと凛々しいね」
「ユウキちゃんも雰囲気変わるね」
「そう?」
「うん、格好良さ割増?」
ふと聞こえて来ていたボールの音に目をやると、放たれたスパイクがコート内にズドン。
「上条ちゃん?」
「男子バレーのネットってあんなに高いんだね」
「実際に見ると違うでしょ?」
「ホントに…」
「やってみる?」
「え?」
「試しにさ」
「ええ?」
ー
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作者名:速水 | 作成日時:2016年6月17日 18時