ゆるゆる２ (ページ13)

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夢。3 ページ13

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振り返ると年老いた男性が立っていた。

農業をしてそうな格好で、

不思議そうに私たちを見つめる。

隆「なんでしょうか？」

男性「ここは危ないから早く帰った方がいい」

「危ないって言うのは…？」

男性「……あんたぐらいの女性が、

ここ最近だけでも2人殺されたんだよ」

ゾクっと思わず身震いしてしまった。

隆「忠告ありがとうございます。

もしなんかあったら、俺が守りますんで、

大丈夫です。」

隆平はそう言うと、私の腕を引いて、

砂浜へと向かう。

チラっと振り返ると、

呆れたような男性の顔が見えた。

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隆「あんなん嘘に決まってるやん(笑)

そんなニュース聞いたことある？Aは」

砂浜に腰をおろして、彼が訪ねた。

「聞いたことないけど、、怖いよね、(笑)」

隆「俺がおるのに？」

「……怖くない…？かな……？」

隆「なんで疑問形やねん～！(笑)」

私にぎゅっと抱きついて、そのまま後ろに倒れる。

隆「…キスしていい？」

「……いいよ？」

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「……ん…？」

足に冷たい感触があり、目が覚めた。

日がほぼ沈みかけていて、

海が満ちてきている。

「やばっ、りゅ…───」

彼の姿はもうなかった。