最強さねくん※ ページ31
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「実弥?さすがにそれは、やりすぎじゃ…」
結局私はあざとさ最強なさねくんに負けてしまって許す結果となった。もう髪の毛結ばない。
善逸くんごめんね。私は勝てませんでした。
そしてまた天元さんにからかわれるんだ。
「いった…!」
「あ、悪ィ。あー…やべェかも」
「やばいかもってなに!?てかすんごい痛かったんだけど」
「吸いすぎた、痣みてェになっちまった」
「もう。なんなの。私にもつけさせて」
実弥の首に吸い付いた。
口をタコみたいにして必死に吸う。
息苦しい…けど、痕がつく気がしない。
「はぁ…なにこれ、全然つかない」
「下手だなァ」
「もっかい」
これでもかってぐらい吸った。もう酸欠になるんじゃないかってぐらい。
どうよ??これでつかなかったらもう無理。
「できた!!」
「まァ、いいんじゃねェの。薄いけどなァ」
「ご不満ですか?」
「俺はお前のなんだろ?」
「ふふ、そうだよ。けどうまくできない」
「頑張れェ」
そして、私の好きな頭ぽんぽん。
つけてほしいなんてかわいすぎる。
もしかして私の恋人完璧なのでは。
「さねみ、好き」
「俺も。好きだァ」
「ん、ちゅーして」
おねだりすれば、ちゅっと重なる唇。
控えめなリップ音が部屋に響く。
「もっと」
「珍しく甘えん坊なのなァ」
先程までと違って違って少し強引に塞がれる唇。
少し空いた隙間をぬって舌が入ってくる。
リップ音ではなく、互いの舌が絡み合い、いやらしい音が響く。
「A、好きだ」
「わた、しもっ…んっ…」
再び首にチクリと痛みが走り、接吻される。
激しい口付けについていくのが精一杯だった。
「したくなった」
「っん、い、いよ…」
私の返答に嬉しそうに頭を撫でて抱き上げると、寝室に向かった。
布団の上に優しく降ろされたかと思えば、少し強引に上に乗った。
少し大人な口付けをされ、いつのまにかはだけた前は実弥の手によって優しく揉みしだかれる。
ふくらみに顔を近づけると、その刹那チクリとした痛みが広がる。
それは、お腹や胸の周辺当たるところに紅い花を咲かせた。
「んっ、つっ……」
「綺麗だ」
大切そうに私を抱く腕は遂に下に伸び、秘部に触れる。
「あっ、……」
実弥の指先によって中は慣らされた。
「いいかァ?」
「んっ、ん…んん!!」
充分すぎるほど濡れたそこは簡単に実弥を受け入れる。
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2021年2月9日 1時