【傷だらけの悪魔】絶対に赦さない (ページ8)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,719 hit

＊６話＊ページ8

優里亜｢渋谷とか原宿はよく行ってた？」

舞｢学校が近かったから帰りに寄っていたよ」

優里亜｢ホントに？スゴーイ！１０８とかどんな感じ？」

舞｢よく行ってたショップは７階の雑貨屋でー凄い可愛いiPhoneケースがいっぱいあってー」

優里亜｢そーなんだー！やっぱ東京ってすごいね～！いーなーいーなぁやっぱ都会は違うよね～」

優里亜｢こっちって見た目地味な子が多いからあんまり流行の話とか盛り上がらないんだよねぇ」

舞｢ハハ」

優里亜｢…小田切さんとAなんかも東京に住んでたらしいけどAは違うけど小田切さんは素朴で大人しい子だからそーゆー感じじゃないし…」

舞｢えっ小田切さんと雨音さん東京にいたの！？」

優里亜｢うんなんか中学の途中まで2人とも東京にいたらしいよ、訊いてみたら？」

舞｢うん、そうするー！」

2人ともまだ話してたのね…。
ていうか！…おいおい…ゆりさん…私達の話をしてるんかい…
葛西がこっち来たし…まぁいいや、葛西に復讐が、出来るよ…♪

詩乃｢ｸｽｯ」

詩乃笑ってるし。同じこと考えてるのかな？

舞｢ねぇねぇ、小田切さん、雨音さん」

舞｢東京に住んでたんだって？雨音さんは初めて話すから仕方ないけど、小田切さんなんで言ってくれないのー」

舞｢どこ中？何区に住んでた？」

詩乃･A｢……」

バーカ

詩乃｢ハースー」

A｢ッ…！」ｶﾞｸｶﾞｸ

とりあえず震えておこう…

舞｢…小田切さん？雨音さん？」

詩乃｢ハッハッ…」

A｢ッッ！！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

千翔子｢詩乃？A？大丈夫！？」

詩乃｢シューーシューー
ハーーハッハッハッゲホッゴホッ」

詩乃｢ご…ごめ…ん普通…にしようと思ったけどハーースー」

詩乃｢無理」

A｢私達……中学の時」ｶﾞｸｶﾞｸ

A｢葛西さんに、いじめられてたの」ｶﾞｸｶﾞｸ

詩乃｢スーハーシューハッハッウェッゲホッゴホッ」

千翔子｢詩乃ティッシュ」

A｢ッ……！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

ダッ！

千翔子｢A！詩乃！」

｢…いじめだって…」
｢マジで？」
｢ホントかな」
｢でも詩乃ちゃんとAちゃんの様子やばくなかった？」

舞｢い、いや違くて誤解だからね！？」

千翔子｢…詩乃とA…中1の時いじめが原因で不登校になったって言ってた」

千翔子｢葛西さん」

千翔子｢…もしかしてアンタ？」