【傷だらけの悪魔】絶対に赦さない (ページ5)

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＊３話＊ページ5

葛西舞side

翠｢あなたが葛西さんね。担任の大瀬戸翠です。」

舞｢葛西舞です、よろしくお願いします。」

翠｢週末に越してきたんでしょ？どう？こっちは」

舞｢いやぁ…
何もないですね！」

翠｢アッハッハッ、まぁそうだね。大丈夫、慣れるよ」

翠｢あーよかったぁ東京の子だっていうからもっとギャルかと思った」

舞｢ハハ」

髪色暗くしといてよかった…

翠｢クラスの子に迎えに来てもらうことになってるから、ちょっと待ってね」

舞｢はい」

…どんな子だろ少し緊張してきた

ガラッ

翠｢あ、来た来た」

翠｢小田切さん時間通りね、よろしく」

なんか素朴な子…

じーーー
なんかガン見されてる

翠｢じゃあ葛西さん。小田切さんと教室に行って。」

舞｢ハーイ」

詩乃｢(葛西…？)」

______________ぞくっ

詩乃｢(はっ)」

な…な、なに今の！！

先生気づいてないし…

スっ

詩乃｢じゃ行こっか、葛西さん」

え

え

え

詩乃｢１年生の教室は３階だから階段あがるね」

舞｢うん」

気のせい…か？
一瞬睨まれたと思ったけど…

普通…にしてくれるっぽいしな…
気にしないでおこう…