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＊２２話＊ ページ24
葛西舞side
…
暗い…
講義終わったのが4時半だから…今5時くらいかな。
あと1時間か
なんかやってくるかなーとは思ってたけど…急になんなの…
沸点どこだよ。外はつっかえられてるしこっち側布団で開けられないし最悪…
トイレ行きたいのに…最悪蹴破るか…でもそれやったら大事になって親に連絡行くかも…
…こんなことになるなんて…
玖村と朝霧がこれ見たら二ヤっと笑うんだろうな。いや、朝霧はもう見たし笑ってるか。
あの玖村があんなになるとは思わなかったな。大人しい方だったのに
…いや、私があんな風にしてしまったのかな
朝霧は…玖村と同じ…私がきっと…あんな風にしてしまったのかな…
閉じ込められた時…あの朝霧が…顔は見えなかったけど…認めたくないけど…！！
…すごく。怖かった…
──なんで私がアンタの言う通りにしないといけないわけ？──
──いつまで偉そうにしてんのよ。──
──立場わきまえなさいよ。──
──いつまで自分が上だと思っているのよ──
いつもより一段と声が低くて…怖い。
素直にそう思った。特に…
──嫌──
特に…！この時が一段と低く…それよりも低く！！恐怖を覚えた…
あの朝霧を変えてしまったのは…私？
私のせい？玖村と朝霧をいじめてしまったから？
それじゃあ、なんで私だけ？
ちはるや栞は？2人もいじめていた…
もう。わからない
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作者名：エミリー | 作成日時：2017年9月21日 23時
