【傷だらけの悪魔】絶対に赦さない (ページ19)

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＊１７話＊ページ19

…お、いたいた！

あはは！葛西さんムカついてるのかな？

詩乃｢ねぇ。残念だったね。なぁにが「友達を止められなかった」だか。止める気なんてなかったくせに｣

A｢せーっかく、演技したのに…ねぇ？まぁ相手が悪いよ。花房さんドライだから｣

葛西もじゅーぶん、ドライだと思うんだよねぇ？私。

舞｢玖村…！朝霧！お前らいつから…｣

詩乃｢んー？結構最初から。アンタが座席表見てた時に怪しいなーって思ったから。お陰で面白いもの見れたよ｣

舞｢お前ら…お前らが仕組んだことだろ！！｣

A｢…ﾌﾌｯ｣

舞｢…なんだよ｣

A｢…私たちは私たちの手を汚さずにアンタを追い込むつもり。だってさ。その方がアンタ、ムカつくよね？｣

舞｢…朝霧っ…！玖村…！｣

A｢まーた、朝霧に玖村。
葛西さん。もうね？アンタにいじめられて、泣いていた朝霧と玖村はいないんだよ？｣

もう昔の私じゃない。

A｢いつまで自分が格上のつもりなの？｣

詩乃｢立場わきまえなさいよ。私は小田切。アンタを狩り、追い詰める悪魔よ｣

…詩乃ちゃーーん？綺麗な顔が怖いですよ？

詩乃｢ただただ見つめているわ。アンタが苦しむざまを｣

A｢これから、もーっと苦しめてあげるよ！…だから、楽しみにしててね？葛西さん♪｣

詩乃｢じゃあね｣

A｢ばいばーい、葛西さん♪｣