ゆるり、ふわり。【狗巻棘】 (ページ7)

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一番かわいい私でページ7

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チケットの予約日。
野薔薇ちゃんを誘ったんだけど任務が入ってしまったらしい。(五条悟の差し金)

本気で悔しがってたのが未だに可愛くて忘れられない。今度学生でも行けるとこ探して絶対野薔薇ちゃんを連れて行くって決めた。

真希先輩を誘ってみたけど、「生憎甘いものは苦手でな。ちょうどいい、棘が暇そうにしてた(知らんけど)から誘ってやれ」と断られてしまった。

「いぬまきせんぱい、甘いもの好きですか？」

「しゃけ！(大好き！一緒に行こう！！)」←一部始終聞いてた

ってなわけで狗巻先輩とデートです。

何着ていこっかなぁ。

「ホテルだから少しキレイめな方がいいよね！」

「Aっていつも俺らに相談してくれるよなあ」

「あー、釘崎のときもそうだったな」

「待って、Aこの野郎どもに相談したの？！私とのデートの時に？！！」

わからないときは友だちに相談タイム！
同級生を部屋に徴収。
前回野薔薇ちゃんとデートした時も2人を呼んで深夜に地獄のファッションショーを開催した。

でも2人は優しいので、「これじゃね？」「こっちの方がお前っぽい」とアクセサリー選びの一つまで一緒に選んでくれたのだった。

「ちょっと待って！なんで野薔薇様とのデートよりも前にアンタらが先にAの服見てんのよ！！」

「だってなぁ」

「おー」

「『野薔薇ちゃんと会った時、1番可愛いって思われたいから野薔薇ちゃんには内緒で一緒に選んで欲しい！(裏声)』なんて言われたらなぁ」

「なにそれ、かわいいかよ！…じゃなくて！」

｢結局可愛かったんだから問題ねぇだろ｣

｢大問題よ！！｣

何やら3人が密談している中、

｢見てみて～これとかどうかな？｣

クローゼットからパステルカラーのワンピースを取り出して、体に当てると

にっこり笑ってグッと全員が親指を立ててくれた。みんな仲良すぎ(笑)

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