溺愛彼氏【及川徹】

０２＊及川 ページ3

ＡＭ６：３０




朝練のためいつもより１時間半早く家を出る。




「ふわぁぁぁ、ねむ〜い」




こういうときこそAに会いたいな〜





どうしてこんな朝早くにむさくるしい男どもと汗かかないといけないのさ！








「あ、忘れてた。」




毎朝の恒例行事。







及川さんおはよう〜



及川さん今日も朝練だよ〜



及川さんAに会いたいよ〜



Aおはよう!大変だね〜



A今日放課後会えるじゃん(笑)







「あれ、A今日返信早いな」





いつもは朝練終わりに返信来るぐらいなのに。



今日は早起きしたのかな。







Aのことはなんでも知りたい。




これって変なのかな。







そんなことより、今日は久々のAとデート！！





外でのデートなんて久々だから及川さんもテンションがこんな朝からマックス状態。






及川さん楽しみだね〜!!




及川さんあ、もうすぐ学校つくからまたあとでね!




及川さん今日も大好きだよ〜







早朝の憂鬱なんてすっかり消えてルンルンで体育館に入る。







「おっはよー！みんな！！及川さんだよ！」



岩「うるせえクソ川、さっさと用意しろ」



「もぉ〜岩ちゃん！俺が幸せそうだからって嫉妬しないでヨ☆」



岩「うるせえクソ」



「せめて川はつけて？！」

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