溺愛彼氏【及川徹】

１４＊及川 ページ15

時間は流れテスト１週間前。





部活も今日からオフになっている。







うちは学力もそこそこ高いので勉強もある程度やらないといけない。








そこで俺の最終兵器！！





今日は俺の自慢の彼女のAに俺んちで勉強を教えて貰う！！！







「久々のお家デートだあ〜」




花「どっちの家でやんの？」




「俺んち、てかマッキーその言い方やめて卑猥に聞こえちゃう」




花「それはお前がそういうこと考えてるからだろ？！」






そんなこと・・・？






考えてないよ〜・・・たぶん。








松「まあ楽しめよ」




「だっからそんなんじゃないって！ホントに勉強教えてもらうだけだし！」




松「ハイハイ」




「俺もう行くからね！じゃあね！」









鞄を持って靴を履き替える。









２人がそう言う事言うから考えないようにしてたのに考えちゃうじゃんか！








あ〜違うこと考えて忘れよ。









俺の学校から案外近いAの学校。







でもこの制服で門の前に立ってるのは目立つな。









門の前で待つこと５分弱。






貴『及川くん！お待たせ！』






奥から走ってこちらに向かってくるA。






今日も可愛い！！！







「全然待ってないよ、行こっか」







さりげなく手を繋ぐ、所謂恋人つなぎとかいうやつ。






貴『わわ、』





はぁ・・・！俺の彼女が可愛すぎる。







俺の家でこんな可愛い子と２人きりで大丈夫？






俺我慢できるかな。






貴『・・・及川くん？』




「え！あ、ごめん、なに？」




貴『？疲れてる？』




「ううん！めっちゃ元気だよ！」




貴『そっか。でね、〜〜〜』







家に着くまでひたすらAの話を聞いていた。









岩ちゃんと帰るより何倍も早く着いた俺の家。







「てきとーに座っといて〜」





リビングでお茶を入れ俺の部屋に行く。









俺の部屋の机のところにちょこんと座っているAにまた悶絶する。









俺のライフ、足りる？

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