変人部 ページ9
「…ん……」
ゆっくり目を開けば、視界に入ったのは白い天井
茂庭の魔法のおかげか頭痛や倦怠感は消えていた
閉められていたカーテンを開けるとそこには茂庭ではなく、灰色のくせっ毛の少年
「スガ…先輩？」
「お、大丈夫か〜？」
ニッと笑うのは菅原孝支
保健委員副委員長だ
魔法はあまり使わないので知る人は少ないというが、薬学部の副部長でもあり魔法薬や薬草の知識はトップクラスだ
「はい、休ませてもらってありがとうございます」
「おう。これから部活だろ？頑張れよ〜変人部！」
「銃術部です！」
変人ばかり集まるから変人部
いつしか広まったその呼び名は新入生でもない限り全員が知っているだろう
何考えてるかわかんないヤツ
毒舌で生意気なヤツ
規格外なヤツ
あまりに変わり者が多すぎて、強豪なのに部員は３人
寮の上級生から「ここは変人が多いから」なんて言われて、皆ほかの薬学部や剣術部へ行ってしまうのだ
「そんな変人かなー…。にろもさとりん先輩もいい人だと思うけどね〜」
「あ、さとりん先輩はそうでもないか」なんて付け足しながら、Aはテレポートで銃術部の部室へと飛んだ
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わぐまん - 終わりですか？続きが気になります！できたら更新お願いします○|￣|＿ (2020年11月3日 19時) (
レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ(プロフ) - 凄く面白いです！出来たら続きが読みたいです！ (2019年2月14日 6時) (レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる猫 | 作成日時：2016年8月23日 14時
