体調不良 ページ8
「＿＿＿＿そして、この学校の地下にあるのが…って、秋保。聞いてんのか？」
授業中、ボーッとしていたAに声がかかった
「…あっ、はい。聞いてません」
「素直でよろしい」
S組を担当する3年生、岩泉一
青城寮に所属している
魔法は
あらゆるものを砕けるのだが、力加減を間違うと大変危険らしい
「おい、顔色悪いぞ。保健室行くか？」
「え…そんなにですか？」
自分でも倦怠感に襲われ、体調が優れないという自覚はあった
だが、自分の想像以上に顔色が悪いことは間違いないらしい
席が隣の白布も「ヤバい」という顔で見てくる
Aは岩泉の言葉に甘えて、保健室へ行くことにした
歩くのはダルいのでテレポートで飛んでいく
「失礼しまぁー…す」
「あれ、秋保？どうしたんだ？」
中にいたのは焦げ茶色のくせっ毛の少年
茂庭要、3年生
そして保健委員委員長である
魔法は
様々な物を和らげることが出来る
それはもちろん傷や痛みも
「もにー先輩…ダルい…」
「またか？最近不安定だなぁ」
「そうなんですよねぇ…」
そう言ってベッドになだれ込む
最近、Aは体調を崩す
いい時はすこぶるいいのに、悪い時は歩く足がもつれて転ぶほど
「どこがダルい？」
「頭…ときどき痛い…」
「魔法かけといてやるから好きなだけ寝てきな」
「ありがとございまー…す」
茂庭がAの頭に手をかざしたところで、Aは眠りに落ちた
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わぐまん - 終わりですか？続きが気になります！できたら更新お願いします○|￣|＿ (2020年11月3日 19時) (
レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ(プロフ) - 凄く面白いです！出来たら続きが読みたいです！ (2019年2月14日 6時) (レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる猫 | 作成日時：2016年8月23日 14時
