気の合う2人 ページ6
「A！」
「OK」
ダンッダダンッと銃声が鳴る
銃弾は見事穴を通り、コインは綺麗なリングのままだった
大きな歓声がAを包む
「ありがとうございました！」
「部員少ないんで、気になった人は来てくださいねー！」
そう言って舞台を降りていく2人
降りたところで2人はハイタッチ
「やっぱAすげぇわ」
「ドーモ」
秋保A
昨年、高等部からこの学院へ入学した外部生だ
優秀者が集まる2年S組に属している
ちなみに特待生であり、授業において座学は免除されている
それほど彼女は頭がキレ、成績優秀だ
だが、本来この学院は特待生制度を有していない
彼女はこの学院において規格外だったのだ
それ故か、彼女はどこの寮にも属さず、ホワイトの制服を身につけている
それに気づいた新入生が、少しずつざわつき始めた
「ホワイトなんてカラーなかったよね」
「どういうことだ…？」
壁と自分の背でAを隠す二口
「にろ、大丈夫。戻ろう」
「そうだな…」
「あ、可愛い新入生がこっち見てる」
「嘘！？」
「嘘」
「このやろｯ…」
二口堅治
伊達工寮に所属し、グリーンの制服を着用している
彼もまた優秀で、上から2番目の2年A組に属している
魔法は
あらゆる水分を蒸発させることができる
Aの魔法は
あらゆるものを枯らし、渇かすことが出来る
似た魔法を持つ者同士、何かと気が合うようだ
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わぐまん - 終わりですか？続きが気になります！できたら更新お願いします○|￣|＿ (2020年11月3日 19時) (
レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
メガネ(プロフ) - 凄く面白いです！出来たら続きが読みたいです！ (2019年2月14日 6時) (レス) id: c6018d0b79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる猫 | 作成日時：2016年8月23日 14時
