65 ページ25
another side
「Aも、何処かに行ったし....お兄ちゃん」
「うん、海梨はちゃんとAちゃんに伝えてね」
「分かってるよ？皆さんには？」
「皆にはこの紙を見て欲しい」
事務員さんから、配ばわれたのはセトリだった。
「..事務員さん、なんでAちゃんの名前が...」
「そらるくん、良いとこつくね？本番はこのセトリで行きます」
「Aには、私が説得させます」
「海梨ちゃーん？説得なんている？」
「....96猫さんは知りませんもんね」
「ん？どういうこと？」
少し、場の雰囲気が悪くなる。
「A、実はもっと前から歌い手を始めようと思ってたんです」
「そうなの？」
まふが、喋った。
「....はい。でも出来なかったんです
皆さんの事が好きだから」
...おかしくないか？
「好きならば俺なら同じ舞台に立ちたいと望むけどな」
「そらるさんの言う通りですね」
「海梨、これ以上は良くないよ」
「で、でも.....」
「後は、彼女次第さ」
「あれ...?雰囲気悪くない？ねぇ、海梨！」
「A.....あんたはいっつも元気ね」
.....事務員さんが、海梨ちゃんの言葉を止めた理由。
それは、Aちゃんにとってはとても苦痛なもので。
俺たちはあの時の彼女の涙をきっと何時迄も忘れない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 615人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
非リア充が中二病をこじらせてイラスト集を作ったようです。 【歌い手】今度は難事件のご依頼ですか？えぇ、勿論お引き受けますよ。【探偵パロ】
【歌/い/手】開かずの扉の帰宅部バンド��*−超青春型放課後タイム−もっと見る
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yurun(プロフ) - *なかやー*さん» いえいえ！こちらこそ言葉不足ですみませんでした！ありがとうございます！ (2014年11月19日 19時) (
レス) id: 165e3dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
*なかやー*(プロフ) - yurunさん» そうなんですか！すいません勝手に勘違いして(´・ω・｀)今後とも応援してます！！ (2014年11月19日 16時) (レス) id: 6d402de9c3 (このIDを非表示/違反報告)
yurun(プロフ) - *なかやー*さん» ありがとうございます！パスワードの方なのですが公開したのはいいものの少し手直しをしたかったので付けたものなので終わり次第取りますので少々お待ちください！ (2014年11月18日 17時) (レス) id: 165e3dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
yurun(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます！そう言ってもらえるととても嬉しいです！これからも、頑張ります！ (2014年11月18日 17時) (レス) id: 165e3dfc1c (このIDを非表示/違反報告)
*なかやー*(プロフ) - 続編おめでとうございます！！読みたいのですがパスワードがかかって読めないです(´・ω・｀) (2014年11月18日 17時) (レス) id: 6d402de9c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yurun | 作成日時：2014年10月28日 21時
