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一応廉くんに言われた様に出されていた服を着る。
ちょっと大きいけどビックシルエットﾊﾟｰｶｰっぽくなるだけ。
下着は持ってきてたやつを着る。
まぁ、パジャマはなかったから助かった。
リビングへ行き、廉くんに声をかける。
『あの！上がりました！お風呂とお洋服ありがとうございます！』
永瀬「ああ。けどちょっとおっきいなぁ笑」
『あの、いわなきゃいけないことがあるんです。』
廉くんは少しびっくりしたような顔をする。
永瀬「何？」
『私、道枝くんのファンなんです。』
永瀬「ああ、そうなんや。」
『え？！驚いたり警戒しないんですか？！』
絶対嫌がるかと思ってた…。
永瀬「やって、俺のファンやないし、そうやとしても最初に声かけたんは俺やから、俺に責任あるし。でも、何で雨の中、あんなとこにおったん？」
『あの、私、親が小さい頃に行方不明になったんです。だから、ずっと一人で暮らしてて、その時テレビでジャニーズの存在知って、私、一人じゃないんだ。この笑顔で、頑張ろうって思ったんです。でも、やっぱり一人はさみしくて、田舎から一人でたくさん人のいる東京へ来ました。』
永瀬「なるほどなぁ。で、君、名前は？」
『あ！自己紹介が遅れました！佐藤Aと申します。今、中3です。』
永瀬「ならA、俺と家族になろう。俺がAのお兄ちゃんがわりになったるから。」
『え、いいんですか？！』
めちゃくちゃ嬉しいけど夢みたいすぎてついていけない！！！
だって今日初めてあって助けてくれたのが永瀬廉くんで、その廉くんが家族になってくれるなんて…。
永瀬「Aの意見にもよるけど、俺は、なんかほっとけんなって思った。」
『なりたいです！家族！』
そういうと笑ってくれる廉くん。
永瀬「よしっ！じゃあ、敬語なしやで？家族やし！笑」
『わかった。よろしくね、廉くん！』
永瀬「おう。あ、学校のことは俺が手続きとかしたるから、明日くらいに一回Aの今の学校に行こうな。」
『はい！じゃなくて、うん！』
新しい学校は、ジャニーズ事務所と連結してるとこと掛け合ってくれるそうで、ほんとにありがたい！！！
8月26日
雨がふった日。
一人ぼっちだった私にも家族ができました。
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ゆる(プロフ) - ふゆなさん» わー！めっちゃ嬉しいです！ふゆなさんありがとうございます！大昇くんmainの小説ってあんまりないので、その中でもいろんな大昇くん担当さんや、美少年担さんに楽しんで読んで頂ける様にがんばります！ (2019年11月11日 0時) (
レス) id: a51dd95efc (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな - 面白すぎです！！最高です！！次も頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2019年11月11日 0時) (レス) id: 76dcd90a1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 鳳蝶さん» すいません。ありがとうございます。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: 5603e48ba1 (このIDを非表示/違反報告)
鳳蝶(プロフ) - 大昇くんのローマ字はTaishoですよ？多分。 (2019年9月15日 19時) (レス) id: b42eb4eaf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる | 作成日時：2019年9月2日 21時
