第5話 ページ48
とは言っても血は本物、
そう、私は本当に自分を刺したのだ
急所は外しているものの負傷はしている
ダラダラ血が流れ出ている傷口を押さえて城を出る
『やばい…このままじゃ力尽きる…』
体力には自信がある私だが、
怪我には弱いのである。
見つからないように森へ入り、木にもたれかかって休みながらも進んでいく。
既に我々国がどっちなのかも分からない
ふと、見渡してみると小さな木の家
ほのかな光が見えるため誰かが居るようだ。
『す、すいませーん、、、？』
「ん？どうしたんだい？
ってその傷！！今すぐ治さなきゃ！！」
どうやらこの男性は元々医者だったらしく的確な治療をしてくれた。
それからまた数日後、
私を捕らえた国は本当に私が死んだと思っているようで
今は追われることもなく、落ち着いている
私自身も怪我は分からなくなるほどに治ってきた。
だから、こそ、向かわなくてはならないのだ
「本当に行くのかい？」
『もちろん、今までありがとう』
「…このままずっとここにいても良かったのに…」
『ううん、私やっぱり行かなきゃいけないから』
「そうかい、今度は君の言う面白い人達を僕にも紹介してくれないかい？」
『分かった！じゃあまたね！』
恩人と挨拶を交わし、私は笑顔で扉を閉めて森を進んだ。
本能が教えてくれる、"私のいるべき場所"へと。
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ゆるまき(プロフ) - るいさん» ありがとうございます〜！更新していきますので、これからもお楽しみ頂けたらなと思います！ (2019年7月24日 23時) (
レス) id: 421c99a50b (このIDを非表示/違反報告)
るい - 可愛すぎw！もう大好き (2019年7月24日 16時) (レス) id: 4ffffba4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるまき(プロフ) - 夜月冬菜さん» ありがとうございます！嬉しいです！！ (2019年4月3日 18時) (レス) id: 421c99a50b (このIDを非表示/違反報告)
夜月冬菜(プロフ) - 控えめにいって最高。控えなければ神。です。 (2019年3月31日 22時) (レス) id: 67d6680951 (このIDを非表示/違反報告)
レオラルト(プロフ) - 流歌＠るかさん» ありがとうございますぅ！！！！！ただ神じゃないっすよぉぉぉ！！！ (2019年3月11日 22時) (レス) id: c27b315bf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるまき＋レオラルト x他1人 | 作成日時：2019年1月6日 22時
