殻の中 ページ10
ジェジュンと一緒に部屋に戻ってから
ジェジュンは私の話をずっと相槌を打ちながら
聞いてくれた。
話し終えた後
私の頭を撫でながら
ジェジュンは言葉を選びながら、ゆっくりと話し始めた。
JJ「――話してくれてありがとう。俺も全部が分かるわけじゃないけどさ…Aが辛い気持ちも分かる。でも美樹さんの気持ちもなんとなくだけど分かる気がする」
「…え」
ジェジュンには美樹の気持ちが分かるの?
JJ「Aはどうして美樹さんがそんな酷いこと言ったと思う?」
「え…それは……」
考えたくない…けど
でも…
きっと…
「本当は私のこと…嫌い……っ…」
口に出すだけでも涙が溜まってくる
JJ「A…泣かないで?よく考えて?美樹さんが本当にAの事嫌いだったら長い間一緒になんていないでしょ?それに、Aの為に会社まで替わって…そこまでできる人ってそうそう居ないと思うな」
「!!……ぅ…ん」
JJ「俺さ…たぶん…Aに成長してほしいって思ったからだと思う。それと…俺達の事を思っての事だと…」
「!!………」
成長…
私はずっと…ずっと固い固い殻を被って
傷つくのを恐れ
そんな私を美樹は何も言わず守ってくれていた。
だから私…そんな美樹に甘えて
殻の中にいる事が心地よくなってたんだと思う…
でもそんな私をジェジュンが殻から出してくれた
ストレートに気持ちをぶつけてくるジェジュンにまだ慣れなくて
殻を探してしまってた。
美樹という大きな殻を…
ラッキーアイテム
革ベルト
234人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユル☆(プロフ) - あっつんさん» 初コメそして一気読みありがとうございます><章も増えてきてるので大変だったでしょうに…(@_@;)もうすぐ10章へ突入しますが、そちらも引き続き読んでくださると嬉しいです♪ (2013年4月17日 12時) (レス) id: 77c4b8fedd (このIDを非表示/違反報告)
あっつん(プロフ) - 初コメ!!ヤバイですっっ!一気読み!めっちゃ面白いです!!次回の更新を楽しみにしてます(*^^*) (2013年4月17日 2時) (レス) id: f17780ae1f (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - らぶさん» らぶさん初めまして。読んでみたいと思ってくださる方がいるとは思っておらず、ビックリしております^^;一応パスはもうしばらくしたら解除する予定ではあるのですが…ヒント…英3+数字3=6桁です。比較的簡単です (2013年4月16日 10時) (レス) id: 77c4b8fedd (このIDを非表示/違反報告)
らぶ(プロフ) - ユル☆さんはじめまして!!どうしてもお願いです。今日からスタートした小説が見たいのです(TT)パスワード…を。ムリならせめてヒントを…。お願いしますぅ~(@_@;) (2013年4月15日 23時) (レス) id: 83978f708e (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - alexisさん» まだユチョナはプロポーズの返事をしたなんて知らないからね^^;ギクシャクしそう (2013年4月12日 8時) (レス) id: 77c4b8fedd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユル☆ | 作成日時:2012年9月12日 17時