元彼vs美樹 ページ45
「だ、大丈夫だから…っ。そ、それじゃ…」
早くここから去りたい
一刻も早く
その気持ちが高まる中、足早に会場の出入口の前まで歩いていった時だった
《待って！》
「！！」
腕を掴まれ出入口の前で立ち止まった
私の腕を掴んでいるのは
…元彼
園田「A…あのさ、少し…」
美樹「何やってんの!!」
「！美樹っ」
美樹はすぐに私のそばに来ると掴まれてる腕を解いて私と元彼の間に立った
美樹「どういうつもり!?何であんたがこんなとこにいるわけ!?しかもAに…っ」
声を荒げる美樹
でもそれに負けないくらい騒がしい会場
修羅場になりかけてるこの場所のことなんか誰も気付いてない。
園田「――Aと話がしたいんだ」
え…？
美樹「今更何を話すってわけ?!あんたのせいでAが今までどれほど苦しんできたか分かっているの？何で今更この街に戻ってきたのよ!!?」
園田「俺だって苦しんできたんだ!」
?!
どういうこと？
美樹「ははっふざけないで。もうA帰ろう！こんな奴がいる同窓会なんて不愉快極まりないわ」
美樹は私の手を取って会場から出ようとする。
確かに美樹の言ってる事は私が思っていた事…こんな居心地の悪い同窓会から早く帰りたい
そう思った…
でも
彼の“苦しんできた”という事が気になった。
あの時の彼は私と違って何もかも守られていた気がしてたのに…
「――美樹…私…」
美樹は私の顔色を見て、何を考えてるのか察して
美樹「ダメ！ダメよ！絶対にダメ！あんな奴の話なんて聞く事ない！聞く価値なんかないのよ」
「――美樹…心配してくれてありがとう。でも…私、もう逃げたらダメなんだと思うから……」
美樹「！…A」
「それにね？…ジェジュンの事をちゃんと見ていたいって思うんだ」
美樹「A……」
ぎゅっと掴まれていた手だったけど
ゆっくりと解放された
美樹「――ほんと…彼には参っちゃうわね(苦笑)私がどれだけやってもAの気持ちを変える事が出来なかったのに……」
「美樹…。ごめん」
美樹「いいわっ！５分だけ時間あげるから二人で話して」
園田「！すまん」
「ありがと。美樹」
ラッキーアイテム
革ベルト
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ユル☆(プロフ) - alexisさん» ジェジュンの愛は海のように広い！ (2012年7月27日 8時) (
レス) id: 8769f9b87d (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - yuiさん» ほんとようやくです！でもまだ秘書課の問題とか残ってるけど、これはJJは入れば大丈夫だよね♪ (2012年7月26日 17時) (レス) id: 8769f9b87d (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - alexisさん» いやーほんと困った男だよ…ほんと。もう早くジェジュンのとこに戻っちゃおうぜぇ〜 (2012年7月26日 11時) (レス) id: 8769f9b87d (このIDを非表示/違反報告)
ユル☆(プロフ) - alexisさん» そうだね！ジェジュンのお守り的なブレスレットがあるもんね♪(笑) (2012年7月25日 11時) (レス) id: 8769f9b87d (このIDを非表示/違反報告)
alexis - ユル☆さん» 美樹！間に合った！しかし…(;¬_¬)ｼﾞｰ☆ｶﾞﾝﾊﾞﾚ『私』！腕に感じて！ジェジュンの分身・御守りがあるぉ！！ (2012年7月25日 0時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル☆
| 作成日時：2012年3月21日 9時
