何でもありのゆる～い短編集【実況者】 (ページ5)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:21,140 hit

狂気と愛。[レトルト]流血注意！ページ5

【蒼*留】

※流血表現含まれます。
レトルトさん壊れてます。
ご注意下さい！

Aside

私には、彼氏がいる。

私のことを大切にしてくれてて、大好きって言ってくれて。

だから私は不快とは思わなかった。

充分幸せだった。

周りの人達は『狂ってる』って言ってたけど。

ーガチャ

彼が部屋のドアを開ける。

私の顔をみた彼は、笑みをこぼした。

『…？レト？私の顔に何かついてる？』

私の彼氏は…レトルト。

「ううん。カワイイなって思っただけやで。」

レトはまた笑った。

ー私はレトに近づけない。

彼のそばに居たいんだけど。

ーカシャン

近づこうとして動くと、私を拘束するそれが鳴る。

「A？どうかしたん？」

『何でもないよ。ただ…近寄りたかっただけ。』

私は力なく笑った。

最近、ずっと外に出ていない。

誰とも会ってない。

栄養のあるものも、食べていない。

私はレトの顔しか、見えなくなっていた。

「あ、そーや。Aにプレゼント。」

レトが楽しそうにある袋を出した。

ーそれをみた私は、心を締め付けられるような感覚に襲われた。

『P-っ…P…？つ、わ…はす…？』

P-Pとつわはすが、赤黒く染まっていた。

私の目からは、大量の涙が溢れる。

「あ、あとなー、これ殺ってるときが１番楽しかったで。」

レトは狂った笑顔で、もう１つの袋を出した。

『っは…あぁ…？！…キっ…ヨ…？！？！』

大切な、キヨまでもが、赤黒く染まり、動かなかった。

「A、こいつと話してるときがいっちばーん楽しそうやったなぁ」
　
『あぁ…あっ…あ…』

私の叫びは、声にならなかった。

レトは自分の顔を近づける。

そして、また、微笑んだ。

「全部、全部…Aが悪いねんで…？」

そう、そうなんだ。

これは、全部、私のせい。

レトに、つらい思いをさせちゃったから。

レト、皆、ごめんね…。

「ほら、いつものやつは？」

『レト…大好き…』

ー私はいつまでも、この狂気に溺れる。

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽

蒼留です。

派手にやらかしましたぁあぁぁ←
もともとシリアス苦手なのにかきたくなるんですよ←
レトルトさんごめんなさい！！
今までシリアスばっかりなので、これからはギャグも満載にしていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします！