何でもありのゆる～い短編集【実況者】 (ページ16)

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ドＳ×ドＳ[キヨ] ページ16

【蒼*留】

悠乃がネタ切れで叫んでたので←
連続ですが書かせていただきます。

レトルトside

『はぁぁぁあ？なんで私が悪いわけぇ？』

「どう考えてもお前だろ？償いとして１日俺の言う事聞け。」

『それはこっちのセリフでしょ？お前には受け役がお似合いだよ。』

…レトルトです。

こんちゃーっす！と言えないこの雰囲気。

辛いわ←

この２人付き合ってるんだけどね？

Aちゃんもキヨくんも超↑ドＳキャラ。

その２人が喧嘩して、平凡なわけがない。

「ちょ、地味に人のネタ使わないでよ。」

つわはすくんうるさいなぁ。←

『しょうがない。今認めたら１ヶ月私の家に泊まるの禁止で許してあげる。』

「お前が認めろ。今諦めたらキスで許してやるから。」

地味にリア充ワード出さないでほしいわ←

ことの始まりはキヨくんのプリン。

キヨくんが名前を書き忘れて、Aちゃんが食べちゃったらしく。

しかも期間限定味だったそうで、キヨくんは大激怒。

…何やってんだか。

「どっちもどっちだと思うけどなー」

俺の隣でＰ-Ｐが呟く。

俺はとりあえず頷いといた←

「今すぐ謝れ。どうなっても知らんぞ。」

『嫌でーす。私だってお前のこと飼うよ？』

これは一体なんなんやろ。

そもそも自分のものには名前を書くって決めてるし、勝手に食べたのも悪いし。

「どっちもどっちって言葉知らんのやろか」←

普通はそう考えるのが自然やろ？

あれこれ悩んでいると、キヨくんが黙った。

『…？』

Aちゃんも、混乱の表情を浮かべる。

「…じゃあ、さ…Aにもらったらいいんじゃん。」

キヨくんは小さな声で、呟いた。

『わっ？！』

突然、Aちゃんが引っ張られた。

『あっ…キヨ…！離してっ…！』

…また始まった。

そのまま、キヨくんの唇へ。

『んっ？！』

…キヨくんってさ、Aちゃんが唯一勝てない相手なんだよね。

「…ん…」

目の前でやるのはやめてほしいけど←

「こうなったらもう、ねぇ？」

つわはすくんとＰ-Ｐが、俺の横で笑う。

「もうAは勝てないだろうねw」

『っは…はぁっ…』

「…あー…甘い。」

ニヤリと笑うキヨくん。

『…っバカ』

…AちゃんのドＳのスイッチ、案外簡単に切れるもんやな。