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ちびっ子たち ページ3
「むぅ。
わかんにゃいの？
しゃとしなの。
おいら」
うん。
分かったよ。
キミはしゃとしくんだね。
「うん。
しゃとしくんさ」
「ちあー！
しゃとし！」
聞こえたように言っただけですけども何か←
「さとしくんさ。
どうしてせんs…
お姉ちゃんのお家の前にいたの？」
「こぇ。
わたしゅってやくしょくした」
差し出された手紙。
黒崎 A様。
突然このような事を押し付けて申し訳ありません。
ご覧の通りこの小さな子たちは嵐です。
今朝方、貴女を電車内で見かけました。
彼らの話題をしてる人に向けて。
貴女が。
放っておけばいいのに
と呟いていたのを聞いて貴女なら、彼らを任せられると思いました。
保育士さんもされているようなので安心して任せる事が出来ますね。
この姿では仕事も出来ないので活動休止を発表したまでです。
もちろんこの事は内密に！
他言無用でお願いします。
なお、このくっそ狭いアパートじゃ子育ては無理なので。
こちらで新居、用意いたしました。
もちろん、車も。
貴女の勤務先の保育園に通う手配も進めていきます。
どうか彼らの家族として面倒見てあげて下さい。
ジャニーズ事務所一同。
部屋を見渡すと家具がない…
テーブルにぽつんと置かれた手紙と。
鍵。
新居の住所、車と家の鍵が置かれていた。
「何処かにタイムマシンないかな…」
途方に暮れるとはこういう事か…
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作者名：詩音
| 作成日時：2014年2月4日 12時
