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_____Youside







ユイ『なんか悪いことありそうで怖いよ』




ツアー初日夜公演、私達が入った席はまさかのセンターステージ最前列。




『後厄も過ぎたしいい事ばっかでもいいんじゃない?』

ココナ『たしかに笑』

マユ『それにしてもドセンなのやばくない?』

ユイ『4連でドセン入れるんだね。昼みたいに端にやられるかと思ってたのに』




昼も夜もあの子達の事を目の前で見れる嬉しさはとてつもなくやばい。

しかし東京を出る日まで学校で忙しく、ドタバタしていてボードもカンペも何も用意していなかったから朝光くんのうちわとペンライトしか持っていない。

あわよくば他のメンバーにも構ってもらいたかったのに..




ココナ『あんたカンペ作ってくればよかった〜って思ってるでしょ』

『うん』

ココナ『だから作ろうか?って言ったのに〜』

『作ってもらうのは申し訳なくて。でも朝光くんにだけ構って貰えたらそれでいいかな今回は』

ユイ『そうそう、ジェヒョクくんにペンサ貰ったら許さないからね!』

マユ『怖、笑』





こうやってしょうもない話でも盛り上がれて楽しいなぁと思える友人は彼女たちしかいないけど、3人と出会えて本当に良かったなと思う。


そんな話をしているとHELLOが流れ、昼と同じような流れでコンサートが始まった。







あぁ、カッコイイな。


ステージで歌って踊るあなたは本当に楽しそうで幸せそうで、誰よりも輝いていた。


センターステージに来ると毛穴が見える程の距離で、昼と同様近すぎて少し動揺してしまう。


他のメンバーのパートでも朝光くんのことを目で追ってしまうほど私は彼の事が好きみたいだ。


そんな事を考えていた瞬間、彼と目が合った気がした。

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作者名:こな | 作成日時:2024年2月15日 20時

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