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思ったよりもすんなり承諾してくれて、2人で知らない道を行ってみたりしているうちに練習生の頃よく気晴らしに来ていた海に着いた。
「うわぁ!懐かしいね!」
「だね、よく来たよねここ」
「うん、海に向かって愚痴ったりしてたね笑」
「…Aはあの時幸せだった?」
「幸せだったよ。ジフンと一緒にいる時は凄く自分が好きだった」
「じゃあさ、それは今も変わらない?」
「……うん。昔も今もずっと。ジフンと一緒にいるのが楽しいし幸せ。
……ごめんね待たせちゃって」
「ううん。いつまでも待つって言ったでしょ?」
「ありがとう待っててくれて」
「A、好きだよ。本当に大好き。
もう一度俺と一緒にいてくれる?」
「もちろん。こんな私でよければ」
「Aじゃないと嫌。もう一生離さないから」
「うん。私も離れるつもりない。大好きだよ」
「おいで」
そう言って手を広げるジフンの元に走って飛び込む。
勢い良く抱き着いてもよろけること無く抱きしめてくれる貴方が好きだよ。
「あーーようやくAの事ぎゅー出来た。この匂いが好きなんだよーーーあーーー!A好き!!!!」
「急に叫ばないで笑笑」
「叫ぶことくらい許せよ!好きな女と付き合えて舞い上がらない奴がどこにいるんだよ!」
「私だって舞い上がってるけど叫ばないよ」
「舞い上がってるの?可愛い!」
「、笑笑」
久しぶりに感じたこの調子と貴方の匂い。
あぁ幸せだなと、思える理由はやっぱり貴方が一番で。
もう自分の気持ちに嘘をつかなくていい。
「ジフナ」
「ん?」
「愛してるよ」
何度でもそう伝えるよ。
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yit高梨アヤメ(プロフ) - オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (9月24日 14時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こな | 作成日時:2023年9月22日 23時