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＿＿＿＿＿ジョンファンside
サヒヒョン、ずるい！！！！！
僕だってヌナと一緒にいたいのに！！！！！
「ジョンファナ、大拗ね中なのは分かってるからちょっとヒョンの所おいで」
「ヨシヒョン…」
「ジョンファンもAちゃんと一緒に寝たかったよな」
「うん。なんでサヒヒョンだけ？やっぱヌナ僕嫌い？」
「ちがうちがうㅋ あいつは自分から誘われに行ったよ」
「そうなの？」
「うん。だから今からヒョンと一緒にお願いしに行こっか？」
「いいんですか？」
「いいよㅋ ほら、行こ？」
拗らせてヌナに声すらかける事のできない僕を気遣ってヨシヒョンが機会をくれた。
「Aちゃーん入んでー」
「どうぞ〜って、あれ？ジョンファンも一緒だったの？」
「うん、率直に言うねめんどくさいから。
Aちゃん、ジョンファン拗ねてるから今日一緒に寝てあげて。じゃあ俺は帰るね」
あばよ！と言わんばかりのポーズをして出ていくヒョンを前に、ヌナが口を開いた。
「なにファナ、寂しかったの？ㅋ」
「うん、ヌナ最近一緒に遊んでくれないから」
「ㅋㅋㅋ可愛いね〜ウリマンネは！」
その可愛いねって言葉がカッコいいねに変わるのは何年先か分からないけど、今はその言葉1つだけでヌナを独り占めできた気分になれてしまう僕はまだまだ子供なんだと思う。
「ヌナの方が可愛いです。」
そう言うとありがとうねって頭を撫でてくれるのもきっと僕だけの特権。
今はそれで満足することにしよう。
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作者名：こな | 作成日時：2023年4月8日 2時
