日 ページ15
優しい大好きな人にひどいことを言ってしまった
走って高専の外の森の中を無闇矢鱈に走る。
開けたところにでたと思ったら墓石が並んでいた。
『何ここ…』
一個の墓石の前に吸い込まれるように跪く
『いやぁぁぁぁ…!』
認めたくなかった。
信じたくなかった
『傑にぃ…置いてかないでよぉ』
?
「ここにいたんですか」
『建人さん…』
建人
「まだあなたには早いって言いたいところですが灰原が仄めかしたと聴きまして、養子とはいえ父親になる私から話そうかと。」
『どんなことでも受け止めるよ。もう子供じゃない。』
抱っこして膝に座らせてくれた
そして洗いざらい教えてもらった
傑にぃが
高専を離反して、敵になったこと
傑にぃが
呪いが見えない一般人をたくさんコロしたこと
傑にぃが
今の二年生に大怪我させたこと
傑にぃが
私のことを探していたこと
薙刀につけた三つのリングには追跡その他諸々が付いていた。
でも、それは薙刀につけることで発動するようで全然今まで追跡ができなかったようだった
建人
「まだ荷が重いと思ったんですが…大丈夫ですか?」
『…薄々気づいてた
…五条さんが苦しそうに話してくれた時、
雄さんが薙刀を見て顔を歪めた時も。
先輩方も薙刀にを見てあまりいい顔をしなかったのも。
傑にぃが私の知ってる傑にぃで無くなってしまったのかもって。
ものすごい悪い人なのかもって』
建人
「もっと早く話すべきでしたね…灰原のところに戻りましょうか」
『うん』
片手で持ち上げられ、思ったより高く目眩がした
建人
「ちゃんと掴まってください危ないですよ?」
『重くない…?』
建人
「あなたは軽いから大丈夫ですよ」
『そっか…
そういえばここまで来るの早かったね?』
「貴女の顔を見に高専に入ろうとしたら出てきたので。
それと灰原から電話来たので追いかけました」
『すみません…久々に見せる顔が泣きっ面で…』
建人
「私は父親ですし見せて大丈夫ですよ。」
『ありがとお父さん』
建人
「帰りましょうか。」
『うん』
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みー - すごい面白いです!あと、五条先生の一人称は僕ですよ。「俺」は高専時代です (2021年4月29日 16時) (レス) id: 652744ebae (このIDを非表示/違反報告)
381 - 更新頑張ってください!続き楽しみに待ってます! (2021年1月3日 9時) (レス) id: 664ca7d814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリ&ある | 作成日時:2020年11月30日 6時