虎杖の幼なじみは最強です

日 ページ11

五条
「ねえA」


『はい…なんですか?』


五条
「先輩たちに会ってきて、こんな事言うの申し訳ないんだけど」




数秒の沈黙の後静かに口を開いた



五条
「親がなんで死.んだか知ってる…?」



『事故じゃ…』



五条
「呪術師の上の人間だよ。殺.ったのは」






『…嘘…だったら…親を…殺.した相手の学校に行くの…??』



五条
「殺.ったのは学校の人間じゃない。猫屋敷家の人間だ」




『…!?どうして…親戚じゃ…』




五条
「上の人間は腐ったミカンのバーゲンセールだ。



君の父親は微力な呪力しか無かったから無いように扱われ



父親は出て行ったんだけど、彼は君の母親を見つけ、愛し合って君は生まれた。



君が呪力を沢山持って生まれたことで喉から手が出るほど欲しかった上は父親に交渉をしに行った


拒否した君の父親は裏切り者にされて結果として殺.された。



直前に君は幼なじみであった虎杖家に預けられていたため、上の連中は見つけられなかった。」




『お父さんお母さんを殺した猫屋敷家の奴ら絶対…許さない…どこまで腐りきってるんですか』





五条
「もし、猫屋敷の苗字を捨てたいのであれば七海か灰原に頼むといいよ!


あ、これじゃ分からないね建人と、雄に頼みな?」




『お二人共ご無事だったんですね…』





五条
「最初は誰が灰原を処置したかわからなかったけど、今ならわかる君が反転術式で治してくれてたんだね？」






『はい。偶然補佐の方がゆうのおじいちゃんと知り合いで、


信用できる方だったみたいで


私のことを話していたそうなんですけど、




雄(ゆう)さんが危ない状態だったため

こちらに運んで来てくださってそこで治したんです』




五条
「聞いてはいたけどまさか君だったとは…世間って狭いね」





『でもなんで健人さんと雄さんを治したって分かったんですか?』



五条
「残穢だよ」


『残穢?』




五条
「わかりやすく言うと、呪力を使った跡みたいなものだね」



『なるほど』




五条
「変えても、杏子先生と虎先生は怒らないよ」






『先生…?』





五条
「言ってなかったっけ?2人とも呪術師で先生してたんだよ



俺らよく2人に怒られたなぁ」



『今度お話聞かせてください』





五条
「もちろん!沢山聞かせるよ



寝れなくなるかもね」





『ふふw楽しみです』

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