彼女発覚

彼氏 ページ8

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「それから何回かイベントあったんだけどAには会えなかった、なんか無意識に探してたっぽい」


た「はじめくん一途だねぇ」


よ「確かに」


「いやオイラ一途だし？」


だ「はい」


「はい、で、8回目？くらいのイベントでやっと会えた」




───────




『こんにちは、お久しぶりです
覚えてるか分からないけど...あはは、なんか気持ち悪いですね』


『覚えてますよ！！？こんにちは！！
また会えないかなって...なんて思ってました』


『ふふ、ありがとうございます。嬉しいです
あ、私この前高校卒業したんです、高校じゃバイト禁止だったからはじめくんのイベント行きたくても行けなくて』


『あー、そうだったんだ。卒業おめでとう、お疲れ様。大学には行くの？』


『いいえ、大学には行きません。就職します
一人暮らししたいし...』


『就職頑張れ、応援してる』


『はい！....あの、はじめしゃちょー』


『ん？』


『あの、えっと....ら、ライン知りたいです...』


『えっ！？』


『ごめんなさい、やっぱり良いで『スマホ貸して？』



びっくりした、まさか気になっている子からライン知りたいって聞かれるとか思わなかった
俺は一瞬フリーズしたけど慌ててポケットからスマホを出した



『みんなには絶対内緒だからね』


『！！はい』



それからAとちょこちょこ連絡を取るようになって東京で会ったりもした





ト「はじめくん最初からAちゃんのこと好きだったんだ...」


だ「はじめくんがライン教えるとかよっぽど」


よ「嫌々、一途はいい事だようん」


た「だよね、フラフラしてる子より一途な子がいい」


「そうだよ！！！オイラAに一目惚れしちゃったんだよ！？！？」



た、だ、よ、ト「「「「だろうねぇ」」」」

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