ﾘｸ「告白」林檎 ページ6
友達(仲間)→恋人
――――――――――――――――――――――――――――――
『はぁ………。』
「……。」
『はぁ……。』
「………さっきからため息ばかりだな。」
そう言ってきたのは、ため息の原因であるこの船の船長、バルボッサ。
『悩み事があって…………。』
「男か?」
ニヤリと笑うバルボッサにイラッとしてしまう。
この際、はい、貴方の事ですって言ってやろうかしら、とも思ってしまう。
が、そんな勇気は無いのでため息をまた吐く。
「……まぁ、生きることが簡単じゃない人生だからな。」
後悔しないようにしろよ、とポンと頭に手を置いて去ろうとするバルボッサのその手を掴んだ
『…好きです。』
「………何が、好きなんだ?」
振り向けば楽しそうにこちらを見るバルボッサと目が合う
というよりかは、絶対この状況を楽しんでいる
『船長の事が好きです。』
「誰がだ?」
分かりきったことを聞き返してくるバルボッサの今の質問にジャックが、と言ったらどうなるだろう、、
『私が、船長の事が好きなんです。』
「ほぉ……?それで??」
『へ────わｯｯ────!!?』
ぐいっと引き寄せられ、身体がピッタリとくっつくほどに近づく。
顔に熱が集まるのがわかった。
「それで、お前はどうしたいんだ?」
耳元で囁かれ、吐息が耳にかかる。
擽ったく身をよじると、さらに強く抱き締められた。
『ど、どうしたいって言われても……わ、からないです……』
「つまり俺が最初の男ってわけだな?」
そして、A、お前の男でもあるわけだ。
そう言って彼は私の口を塞いだ。
驚きが隠せ無かった。
あの船長が、私と……………
『……ん…?!!』
無駄なことを考えるなと、言うようにさらにキスが深くなる。
『ぁ………ん、……ｯ!//』
それはもう息ができないくらいに。
唇が離れてもまだ、抱き締められたままで。
「ちゃんとした返事はまだだったな。
────A、お前を愛してる。」
そう言ってニヤリと笑い再び私の耳元にそう告げたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(お茶・・)ψ(プロフ) - 雪菜さん» 修正しました！ (11月11日 21時) (
レス) @page27 id: 50df67fa86 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - すみません、リク『全てあなたのもの』ガプセン見れないみたいなのですが、私の方がおかしかったりするのでしょうか？ (10月15日 23時) (レス) id: 5e33687809 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - ルークさん» 了解ですれ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - まるごと林檎。さん» うわ、すみません！いまみました！！了解でし！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - 無痛症の夢主に対してみんながどんなふうに対処？というかケガしないようにするかを見たいです！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 73881cdf76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(お茶・・)ψ | 作成日時：2017年7月19日 17時
