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「君が好きだ」
何度も囁かれてきたその言葉に久しぶりに胸が震えた
『ジョッシュ…』
「本当は君を倒さないといけない…それでも僕には…」
ぎゅっとさらに抱きしめる力が強くなった
「今日君に再会して確信したんだ…君が好きだ。」
『ジョッシュ…あなた…
──────────どこまでクズなの？』
「え」
ドン、と彼の肩を押して距離をとる
『私の父が私を売った？』
「そ、そうだ！君のお父さんが…」
『さぞ貴方は幻滅したでしょうね？』
「もちろんだとも。殴ってやりたかったところさ」
『…上司を？』
「へ？」
『…私の父は東インド会社の幹部補佐なのだけれど、当然下っ端のあなたなら知ってるわよね？』
「…」
彼の顔から笑顔が消えた。そりゃそうだ。
『東インド会社の紋章はそんなにすぐ薄れたりしないのよおバカさん。』
トントン、と自分の腕を叩いてみせると慌てたように自分の腕を見直すジョッシュ
「う、薄れてないじゃないか！」
『タトゥーなのに薄れたって言われて焦るなんてあなた本当に嘘つけないのね…』
こんなにも簡単に騙されて…散々酷い目にあったんだろうなあ
「う、うううるさい！！いいからよりを戻すぞ！」
ガっと私の腕を掴みそのまま上の部屋に行こうとする
『ちょっ』
「もう上に客を待たせてんだ！お前みたいな上玉ならたんまり払ってもらえる！！」
『はあ？！ふざけんな…離して！！』
ひょろひょろな癖に力は強い…掴まれた腕はビクともせず酒場にいる他の客はジョッシュの友人なのかニヤニヤ笑うだけ…
「少し男と寝るだけだって、お前にも売上は少しやるから────ｯｯ！！」
階段下まで引きずられた私を見てニヤッと笑った彼が…
吹っ飛んだ。
『？！』
────「てめぇは…俺の女に何してやがる。」
ドスの効いた声と寒い殺気にゾワッとした、したはずなのに何故か心は安心していた
きっとその理由は目の前の私を助けてくれたこの男のせいだ。
「ｯｯ誰だテメ─────がっ」
「お前が捨てた女を愛する男だ。」
『バル…ボッサ…』
「海賊かｯくそ、放せｯｯ」
胸ぐらを捕まれてじたばたもがくクソ野郎は私を睨みつけてきた
「お前…海賊たぶらかすなんて尻が軽くなったもんだな！」
「命が惜しくない男だな」
『待って。』
ピストルを構えたバルボッサを私は咄嗟に止めた
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(お茶・・)ψ(プロフ) - 雪菜さん» 修正しました！ (11月11日 21時) (
レス) @page27 id: 50df67fa86 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - すみません、リク『全てあなたのもの』ガプセン見れないみたいなのですが、私の方がおかしかったりするのでしょうか？ (10月15日 23時) (レス) id: 5e33687809 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - ルークさん» 了解ですれ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - まるごと林檎。さん» うわ、すみません！いまみました！！了解でし！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - 無痛症の夢主に対してみんながどんなふうに対処？というかケガしないようにするかを見たいです！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 73881cdf76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(お茶・・)ψ | 作成日時：2017年7月19日 17時
