続き ページ32
「・・・それで、どういう状況かな？」
コ「見たまんま、やな」
腕を組んで頷いているコネちゃんに顔が引きつる
コネちゃんの家に着いたまでは良かった。が、
玄関に何人かの靴が置いてある
すると、奥から声が聞こえてきた
鬱「あ、Aちゃんやん」
シ「久しぶりやなぁ！」
ゾ「何や、来る予定やったんか？」
ト「ええから！お前らはよ帰る準備せい！」
「・・・皆さん、お久しぶりです、」
我々だメンバーの、皆さんがそこにいたのだ。
のんびりとしている人たちと、一人せっせと片付けている人・・・
コ「こいつらもうすぐ帰るから、そしたら飯でも食いに行こか！」
「・・・今日はコネちゃんの奢りだからね？」
コ「おーええぞ！」
笑顔で返事されて、逆にこっちがたじたじしてしまう
部屋に入ると、まずトントンさんと目が合った
「お久しぶりです、トントンさん」
ト「Aちゃん・・・久々がこんなんですまんなぁ」
「大丈夫ですよ？」
ト「・・・ええ子捕まえたな、シッマも」
ぽん、と頭を撫でられてへへっと笑う
すると後ろからぐいっと手を引かれた
「わっ！」
コ「おいこらトントン！人のもんに手出すな！」
ト「何もしとらんけど！？言いがかりやめろ！！」
むすっとした顔で私を抱きしめるコネちゃん
まるで犬が威嚇してるみたい・・・なんて思ってたら、
シャオロンさんがちょいちょいと手招きをして私を呼んだ
するりと腕から抜けると、ニヤニヤした顔でコネちゃんを見ながら、
シ「ついにシッマのお宝みつけてん！」
「おたから・・・？」
首を傾げていると、コネちゃんがいつの間にかシャオさんの傍まで来た
コ「シャオさん、頼むからそういうんまじでやめてや」
シ「・・・借り一つでどうや」
コ「・・・しゃーなしやな」
そのやりとりが訳が分からなくてコネちゃんの服を掴む
「何の話？」
コ「・・・Aには教えん」
鬱「いや、成人になったら教えるんやろ？」
コ「大先生だまっとけ！！！！」
コネちゃんは私の耳を塞ぐように抱きしめた
彼の匂いと、周りに見られているという事に顔が熱くなる
「こ、コネちゃん！？」
コ「あーもう！お前らやっぱ今すぐ帰れ！！！」
結局、話の内容は分からずじまいで終わった。
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柚杜(プロフ) - 刹那は優柔不断さん» コメントありがとうございます！読んで楽しんでいただけたなら何よりです！！またしばらくしたら続編書く予定なので良かったら待っていてください！！ (2017年3月26日 1時) (
レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
かりかりぱんけーき(プロフ) - 柚杜さん» お返事ありがとうございますううう！( ; _ ; )嬉しいです...僕も楽しみにしてますぅ...！ (2017年2月14日 13時) (レス) id: 8c72317fb5 (このIDを非表示/違反報告)
刹那は優柔不断(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも素敵な展開や言い回しにドキドキしながら読ませて頂いてました！貴方様の書く話が大好きです！完結までお疲れ様でした！素敵なお話をありがとうございました！ (2017年2月12日 21時) (レス) id: 09dc060581 (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - ちぃ汰。さん» ちぃ汰。さん、コメントありがとうございます！楽しみに待っていただいていたのに更新遅れて申し訳なかったです・・・(´・ω・`)長くお待たせしますが、必ず作るので気長に待っていてください！！ (2017年2月12日 10時) (レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
柚杜(プロフ) - かりかりぱんけーきさん» かりかりぱんけーきさん、コメントありがとうございます！私もかりかりぱんけーきさんの長編と短編楽しみにしてます！短編集の方はのんびりと待っていてもらえたら幸いです！ｗ (2017年2月12日 10時) (レス) id: 7d9db6dc60 (このIDを非表示/違反報告)
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