我々の主役は彼女だ！！

膝枕　kon ページ43

コ「一生のお願いや！」
「絶対いや」
コ「何でや！」
「嫌なものは嫌なの」

ぐぬぬ・・・と言っているのは彼氏のコネシマ
私はため息をつきながら考える
何でコイツはここまで必死なのか、と

今、私の部屋に来ているのだが
コイツは来て早々私にこう言ったのだ

コ「A！膝枕してくれ！」
「はい？」

以上、訳が分からない。

コ「減るもんやないやろ！」
「足がしびれるの」
コ「ちょっとでいいって言うてるやん！」
「うるさいなぁ、膝枕しないぐらいで」
コ「あぁ！？男のロマンやぞ！？」
「そう思ってるのはアンタだけよ！」

そんな事ない！！と断言するコネシマ
言いきれるあたり、我々メンバーの誰かもそうなのかな、なんて。

「何、コネシマ眠いの？」
コ「いや、ねむ・・・いぞ！」
「眠くないでしょ、今考えたもんね」
コ「ぐっ・・・」

素直すぎるから、騙されたことがない
これからどうしようかな
このままだと若干勢いで押し切られそうな気がする
でも、ここまで拒否した側としては
折れたくないという謎の対抗心が生まれていた

「じゃあゲームで私に勝ったらいいよ？」
コ「！まじか！言ったな！？」
「言った言った。約束は守るよ」
コ「おっし！ゲーム実況者なめんなよ！」

そう言って張り切っているがゲーム内容は、
私の得意な太鼓の達人
ゲーム実況とやらは見てないけど、これはしてないはず。
確信してゲームを起動する

「じゃあ、難易度は難しいにしよう」
コ「は、え、太鼓、！？」

動揺したけど受けて立つ！と偉そうに言った
いつまでもつかなー？
このとき私はすっかり忘れていた
コネシマが、負けず嫌いだということを。

コ「もう一回や！次は行ける！」
「まだやるの！？」

この後1時間以上太鼓をたたいた。

━━━━

リズム音痴で慌てる様子を隣で見ていたい。(願望)

不安です　rob→←続き

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す