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「・・・・・次やったら、言い訳無しで別れる。・・・でも・・私も二度と斗亜に浮気させへんくらいの彼女になる」
そう言う私を、真剣な眼差しで見てた斗亜の目がほんの少し見開いて、ポカンとした表情になる。
「・・・・許してくれるん？」
「・・正直に全部話してくれてありがとう。・・・・もう絶対、浮気しようなんて思わさへんから・・・これからも私の彼氏でいてくれる？」
そう言って緩い笑顔を見せると、斗亜の顔がくしゃっとなって泣きそうな顔になった。
「・・・そんなん言わんといて。・・・・こんな・・しょうもない男でごめん。・・・絶対、強くなるから・・見てて？」
そう言って俯く斗亜の両手に触れて、そっと引いて抱きしめる。
「浮気させるくらい不安にさせてごめん。・・・・斗亜はしょうもない男ちゃうよ？・・私も素直な気持ち、ちゃんと斗亜に伝えていけるように頑張るから・・・見ててな？」
「・・・もう絶対、なっちゃんの事泣かさへんから・・・」
きつく抱きしめ返す斗亜が小さい声でそう言った。
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大学入学直前の少し暖かくなった3月の終わり、彼女と沖縄に来た。
あれから僕らは少しづつだけど、変わっていってる気がする。
元々の性格もあるから、そんな急に変われるかって言えばそうじゃないけど、この１カ月近くで僕の心は驚くほどクリアな気持ちになっているのを感じていた。
基本的に何も変わらない毎日だけど、彼女を凄く近くに感じてて、僕が僕でいて良いんだって、隣に彼女が居るだけで、そう感じるようになった。
今年の沖縄も晴れていて、僕らはまた波辺で砂遊びをする。
大はしゃぎしながら去年よりも大きいお城を作るのに夢中になる僕らは、去年と変わらず子供みたいで、この先も彼女とこんな風に一緒に過ごしていきたいなぁって思う。
卒業式の後にクラス会があって、僕は欠席にしていたけど、何故か彼女はその事を知っていて、参加するように言われた。
麻美ともう会わないつもりでいたのに「行動で示してくれるのは勿論嬉しいし大事やけど、斗亜の高校生活の思い出は斗亜のものやから、私に対して申し訳ないとか思って行かへんのやったら、それは悲しいから。・・・行きたくないわけじゃないなら、行っておいで？」
麻美さんいるのわかってるけど、斗亜の事信じてるから。
さも当然かのように言われて、信頼って、こうやって作っていくんだなって思った。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
