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年上だから甘えるのはどこか抵抗があったし、頼って負担に思われたくなかった気持ちが無かったわけじゃない。
だからと言って我慢してたわけでもなかったから、甘えたり頼ったり、拗ねたり嫉妬したりなんてしなかった。
そんなよくある男女の関係よりも斗亜自身が好きだったから、それで良いって思ってた。
でもそれって、私が勝手にそう思っていただけで、斗亜とそんな話もした事なかった。
私が思う事と、斗亜が思ってる事なんて一緒のわけないのに。
やっぱり斗亜は、甘えてもこない頼ってもこない私の態度に、ずっと傷ついてきたんじゃないだろうか。
別れ話をされた時、斗亜はしんどいって言った。
自分がしょうもない人間で情けなくなるし、子供で頼りないからって。
あの時私は、なんでそんな事思うんだろうって不思議だった。
そんな事思ってもないし、斗亜が勝手にそう感じてるのにも本当は少しイラっとした。
今更気が付く。
斗亜が勝手にそう感じてたんじゃなくて、そんな事を思わせていたのは私だった。
いつまで可愛い斗亜や思ってんの？
一番心に刺さった斗亜の言葉を思い出して、涙が零れた。
「・・・泣かんといて？斗亜に怒られる」
「・・・ごめん」
「友達の彼女やし、泣いてても抱きしめてあげれへんやろ？」
ふざけてくれたおかげで、少し平静を取り戻す。
今更泣いたって、斗亜を傷つけてきた事に変わりない。
「拓哉に言われな全然わからんかってんけど・・・多分私、斗亜の事傷つけてばっかりやった。・・・・斗亜がおかしくなったん・・・私のせいやわ」
「・・・誰のせいでもないと俺は思うで？・・・そんなん言うたら斗亜かて自分の本心、ずっと言わんできたんやし。・・・・・傷ついても好きやから一緒に居るんちゃうん？」
それに俺からしたらなんでそんな複雑になってんの？って思うねんけど？って続いて「どういう事？」って返したら、拓哉の口から驚く答えが返ってきた。
「2人とも全く一緒の事言うてる。昨日斗亜に会ったけど、同じ事言うてたで？・・・傷つけてばっかり、俺のせい。・・・素直になれへん、甘えれへん」
カフェオレを両手で持って口に運びながら言葉を続ける拓哉を唖然とした顔で見ていると「俺の前やと二人とも素直やのに、なんで本人同士やと素直になれへんのやろな？・・どっちもいらんこと考えすぎやわ。・・・同じ愚痴二日続けて聞かされる俺の身にもなって？」って笑われた。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
