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斗亜の彼女は、モテる人だ。
斗亜が彼女と付き合い始めて半年程経った頃、休憩中に大学生バイトのお兄さん達と話してた会話で斗亜は大学の進路を変更した。
休憩が重なった大学生の健人くんと廉くんと賄いを食べていたら、もう大学卒業してバイトを辞める彼女に告白して振られた話をし始めて、自分が彼氏だと言いにくかった斗亜は黙って話を聞いていた。
勿論俺も斗亜が彼氏だと知っていたけど、お兄さん達の話に合わせてた。
「絶対いけるって思ったんだけどなぁ」って、イケメン王子の健人くんが話すと、もう一人のイケメンの廉くんも「俺もいけるって思ってたわ」って二人して慰め合ってて、俺らは何て言っていいかわかんなくて黙々と賄いを食べていた。
「斗亜と拓哉は彼女おらんの？」って廉くんに話を振られて「いやぁ・・・」って斗亜が濁すと「ってか、お前らイケメンだしモテるでしょ？」って健人くんにも質問されて「・・・まぁ、そこそこモテますよ。・・・彼女はいないっすけど」って、あんまり返事したくなさげな斗亜の代わりに返事をして僕に話が向くように返事をした。
「だろうね。このバイト採用されてる時点で自信持っていいよ。・・・ここ顔せレで採用してるから」
「やのに振られる俺らってなんやねん？」
「んー・・・相手が悪かったよね。・・・彼女、頭いい人好きみたいだし？」
「俺らもそこそこの大学やで？あかんか？・・・彼女より偏差値低いしか？」
彼女が頭いい人が好きなんて聞いたことなく、斗亜が思わず「え・・そうなんすか？」って馬鹿正直に質問した。
すると「あ・・・別に彼女がそう言ったんじゃないよ？・・でも、話してると彼女頭良いから、会話のレベルとかあるじゃん？」って健人くんが弁明する。
「会話のレベル・・・」斗亜が健人くんの言葉を繰り返すと「まぁ、女性からしたら自分より頭の良い人の方が頼りやすいし、好かれやすいんじゃないかなって、俺らの勝手な想像だよ」って説明してくれた。
「男は顔だけじゃあかんって事や。・・・はぁ、自信あったんやけどなぁ。・・・これで、しょうもない男と付き合ったら、俺泣くわー」って廉くんが溜息をついた。
「・・・なぁ。俺、振られるんちゃうやろか？」
この日のバイトの帰り、斗亜が溢した言葉は予想通りだった。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
