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私の言葉に拓哉も目を見開いて驚いている。
「え？・・・知らんかったん？・・・学校では内部進学のフリしとったで？」
「・・・何で？」
「俺も知らんけど。・・・彼女で進路変えたって思われたくなかったんちゃう？」
「・・・ちょ・・っと待って？・・・どういう事？」
「・・・え？・・・それも知らん？・・・嘘やろ？」
拓哉と話が全く嚙み合わなくて、お互い疑問の顔してて、拓哉が気まずそうな笑顔を浮かべる。
「えー・・・言うてええんか？・・・斗亜から聞いてへんのやろ？」
拓哉は割と冷静で、言っていい事と悪い事の判断をしっかりする。
不用意な一言で相手を傷つけない優しい子だと思う。
「・・・斗亜な、ちょっとおかしいねん。・・・感情の起伏が極端っていうか・・・なんか二重人格？って思うくらい・・・」
「・・・どういう事？」
「なんか・・・素直すぎるって思ったら、急に怒りだしたり。・・・子供みたいになったと思ったら・・・妙に冷静になったり。・・・・そのスイッチが早すぎて・・・私もやけど、斗亜自身も自分が何かおかしいって思ってるみたいやねん」
唐突な斗亜の現状に拓哉も「んー・・・斗亜意外と繊細やしなぁ」って言いながら目の前のカフェオレに手を伸ばす。
「なんか思い詰めてることがあるっぽいんやけど、聞くに聞けんくて・・・。感情刺激したら壊れそうで・・・この間過呼吸で倒れてしまってん」
倒れたと聞いて流石の拓哉も唖然として「え？ほんまに倒れたん？」って驚いた。
「うん。・・・直ぐ治ったんやけど。・・・精神的なストレス？・・・ちゃうかなぁって」
そう言うと拓哉は「んー・・・俺らで決めつけたらあかんけど・・・それはちょっとあるかもしれへんな」って言って私をジッと見る。
「・・・どうしたん？」
「・・・もしかしたら、知らんで良かった事とか・・あんま聞きたくなかった事言うかもしれんけど・・・大丈夫？」
念押しされて、ちょっと聞きたくない気もするけど「・・・うん。拓哉の知ってる斗亜、全部教えて？・・・私、斗亜の事・・・全然知らんかったみたい」って返事してた。
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あお(プロフ) - 莉愛さん» コメント気付かずごめんなさい！申し訳ありませんが、全作品固定氏名で書かせていただいてます、、、。ので、名前変換はできないようになってます。それでも良ければこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2月12日 0時) (
レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - コメント失礼します。名前が変換されなくなってしまいました😿直していただけたら嬉しいです (1月28日 0時) (レス) @page45 id: a7af77c404 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 高梨アヤメさん» アヤメさん。。。うっかりしてました。ありがとうございます。 (6月15日 20時) (レス) id: 8b0beef4ed (このIDを非表示/違反報告)
高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (6月15日 18時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2023年6月14日 10時
